お取り寄せの達人のオススメ!

下井美奈子さん(スイーツコーディネーター)

時を経て味わいたい、東京・麻布発の“ミルクレープの原点”

 ミルクレープ はじまり 12cm

「ミルクレープ はじまり」は、日本生まれのミルクレープの原点です。1988年、東京・麻布のイタリアンレストラン「ルエル・ドゥ・ドゥリエール」で、関根俊成シェフが「ラザニア」からインスピレーションを受けて考案。当時のミルクレープは、クレープとクリームが重なるわずか4層だったそうです。

1990年代、一世を風靡した広尾の「PAPER MOON(ペーパームーン)」と、麻布の「RUELLE DE DERRIER(ルエル・ドゥ・ドゥリエール)」のミルクレープをご存じですか?(両方ご存じの方は、きっと私と同年代かもしれません) この二つの「ミルクレープ」は、いずれも関根俊成シェフが手掛けたものです。

当時、まだ学生だった私は、広尾・天現寺橋交差点近くの「ペーパームーン」で、窓際の席に座り、ワゴンで運ばれてきたミルクレープをスタッフの方が目の前で切り分けてくれるその演出に、心を奪われました。

フォークで、ゆっくりとミルクレープの層を切り分けるひととき。一口ごとに、クレープとクリームが優しくほどけていく、あの味は今でも忘れられません。

当時、関根俊成シェフは、店舗地下の厨房で一枚一枚クレープを焼いて、ミルクレープを作られていたそうです。先日、関根シェフとお話をさせていただく機会があり、懐かしい話に花が咲きました。

あの繊細な味わいを再現するために、何度も試行錯誤を重ね、関根シェフが「原点」として自信をもって仕上げたのが、この「ミルクレープ はじまり」です。

クリームやクレープの材料の配合は、当時と一切変わっておらず、クレープの薄さにも強いこだわりが込められています。

工場も拝見しましたが、クレープ生地は職人の方が一枚一枚、焼き上がりを丁寧に見極めながら、透けるほど極限まで薄く焼き上げていきます。それを20層に重ねることで、クレープとクリームが一体となり、フォークで“スーッ”と切り分けられる、なめらかな食感が生まれます。

仕上げには、焼きごてで表面をキャラメリゼ。香ばしくほろ苦い風味が、ミルクレープの甘さを一層引き立てています。

あの味をお取り寄せできるなんて、夢のよう!天現寺「ペーパームーン」、麻布「ドゥリエール」のミルクレープという響きに、はっとした方は、ぜひお取り寄せを。かつての思い出が、口の中にふわりとよみがえるはず。

わが家では、数十年の時を経て、東京・麻布発の「ミルクレープ はじまり」を、子どもたちと奪い合うようにしていただきました。世代を超えて愛される、幸せが重なり続ける味わいです。

下井美奈子さん(スイーツコーディネーター)

多数のメディアで洋菓子情報を紹介する他、講師、商品開発、レシピ提供を行うスイーツコーディネーター。 実家の母が“鎌倉下井お菓子教室”の講師ということから、子供の頃からスイーツの食べ歩きや製菓製作を行う。 一般企業退職後、渡仏しパリRitz Escoffierで料理・菓子のディプロム取得。渡仏中、ル・コルドンブルー、ルノートル、フランス家庭菓子、イギリス家庭菓子など学ぶ。 2年間のロサンゼルス在住中、各国の製菓料理を学ぶ。 All Aboutでは立ち上げ当初からスイーツガイドを担当。共著には元会社同僚で運営していたOL美食特捜隊著「東京美食パラダイス」など。 日本紅茶協会認定ティーインストラクター。

[ウェブサイト] 今週の3つ星スイーツ
日本経済新聞 今週の3つ星スイーツ選定委員
鎌倉下井お菓子教室
All About 洋菓子ガイド
Twitter(下井美奈子)
今週の3つ星スイーツ<3つ星スイーツマップ>
※本ページにはプロモーションが含まれています

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