早乙女孝子さん(薬膳料理研究家)のおすすめ!

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素朴な味だけど、新しい食感。長崎 五島列島の郷土菓子

日差しが穏やかになり、太陽の沈む時間が少しずつ早くなりました。せわしなかった夏の終わりと、新しい季節の到来をしみじみと感じます。

秋の楽しみといえば、少し長くなった夜に楽しむお茶の時間。今回はそんな秋のリラックスタイムのおともに食べたくなる、禁断の(?)逸品をご紹介させていただきます。

突然ですが、みなさん「餅」お好きですか?

「好きだけどお正月にしか食べない」
「餅つきイベントがあると行列でも並んじゃう」
「飲み込むタイミングがわからなくて苦手!」
「カロリーが気になる……」

なんて、いろんな方がいらっしゃると思いますが、私は昔から「餅」の名がつくものに目がありません(ついつい食べ過ぎちゃうので、昔のように2個3個を一気食いするのは恐ろしくてできませんが……)。

餅と一言でいっても、いろんな種類があります。

大福、草餅、お団子、白玉団子。うるち米を使った五平餅や柏餅、でんぷん系のわらび餅に、くず餅などなど。

スーパーで手に入る一般的な角餅だって、あんころ餅、いそべ餅、納豆餅、お汁粉、地方色豊かなお雑煮、そのバリエーションは無限大です。

旅行へ出かけると、その地方ならではの特性や習性にならった個性的な餅に出会えることもあり、餅の奥深さに驚くことが何度となくありました。

今回おすすめする「かんころ餅」は、長崎県五島列島に伝わる郷土菓子です。かんころとは、方言でさつまいもを薄く切って、茹でて天日干しにしたものを指すそう。

そのかんころと、もち米をつきあわせて作られたのが、かんころ餅です。五島列島では冬の保存食として食べられている昔ながらのお菓子なんだそう。

食べ方は簡単。真空パックに入ったかまぼこ状のお餅を、包丁で1cmほどの厚さに切りだし、トースターなどで焼けば完成。

手でちぎって口に入れると、濃厚なサツマイモの風味に、ねっとりともっちりとした食感があいまって、なんともクセになる美味しさなんです。

さつまいも、砂糖、もち米、でんぷんという、とてもシンプルな材料で作られているので、食べる前から素朴な味なんだろうなぁと、だいたいの味の想像はつくかと思います。でも、それをいい意味で越える新しい風味、慈悲深い味にきっとトリコになるはずです。

焼き加減によって食感が変わるのも楽しく、しっかり焼けば外はカリカリ、中はもっちりを味わえますし、軽く膨らむくらいに焼くと、ねっとりもっちりが味わえます。

我が家では子供も大好きなので、あっという間になくなってしまいます。子供は牛乳と一緒に、大人は好きなお茶と一緒に、秋の夜長のおやつタイムにおすすめです!

早乙女孝子さん
(薬膳料理研究家)
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栃木県出身。自身の体調不良をきっかけに東洋医学と出会い、北京中医薬大学日本校で薬膳を学び、国際中医薬膳師に。「薬食同源」の本場中国に留学し薬膳やベジタリアン中国料理等を習得。帰国後、広告・雑誌・ラジオを中心に薬膳料理や健康&美容アドバイスを行う。身近な食材を利用した「毎日食べたい薬膳料理」が好評で、著書『冷え知らずのしょうがレシピ』(PHP研究所)等がある。
[ウェブサイト]:まいにち、薬膳料理生活「漢方の知恵を毎日の食卓に いつもの食材効能&レシピ帖」

[近況報告]
暑さに負け、ついつい冷たい飲み物をがぶ飲みしてしまい、体が冷えてむくむという悪循環を繰り返しがちな夏。身体を温めるショウガなどの薬味を上手に使って、冷やしすぎずを心がけています。
(22.07.25)

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