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平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)

食べ比べが楽しい! レーズンの専門家が作る、地産地消のレーズンサンド

 レーズンサンドアソート12枚 (6種各2袋 / ギフト箱入)

私はレーズンサンドが好きで、これまでに様々な種類をいただいてきました。そんな中で、この「葡萄屋kofu」のレーズンサンドは、日本一の生産量を誇る山梨産ぶどうのレーズンが主役。地産地消スイーツとして注目しているものです。

甲府市の北東部にある愛宕山の麓は、傾斜があって水はけもよく、西日がしっかり当たる、ぶどうの栽培に最適の場所。けれども、農家の高齢化や後継者不足といった問題で、少しずつ耕作放棄地が増えているそうです。そんなぶどう農家さんを応援し、日本一の山梨産ぶどうを通年で楽しんでほしいと、自家製レーズンサンドを作り始めたお店です。6種類の詰合せで、それぞれのレーズンの特徴を活かしたバリエーションが揃います。

「レーズンサンド」は、あえてクリームを入れず、種あり巨峰をレーズンにして種を除き、赤ワインとハーブとスパイスを含ませて刻んだものを挟んだもの。レーズンの凝縮された旨みがダイレクトに味わえます。サブレには、ローストしていないカシューナッツを挽いたものを混ぜ込み、香ばしさとまろやかな甘さで、レーズンの濃厚な甘みと酸味とを引き立てています。

「レーズンバターサンド」は、この巨峰レーズンをペーストにして、バタークリームを合わせて挟んだもの。「ラムレーズンサンド」は、山梨の老舗ワイナリーが造るブドウの蒸留酒「マール酒」をブレンドしたラム酒に漬け込んだ大粒のレーズン3粒入り。ホワイトチョコレートクリームと共に挟んであり、食べ応えがあります。「紅茶サンド」は、“甲州”という日本固有品種のワイン用ぶどうのレーズンを使い、紅茶の茶葉入りクリームと合わせた、香りのハーモニーが印象的。

日本酒党の方には、山梨県・白州町の酒蔵「七賢」の酒粕に大粒レーズンを漬け込み、煮切った大吟醸酒を合わせたクリームと共に挟んだ「大吟醸サンド」がお勧めです。

「こうふのまちのレーズンサンド」には、甲府市の中でも、武田信玄ゆかりの「甲斐善光寺」近隣で穫れるぶどうを使用。さらに、甲府で大正6年創業の「ワイナリー・サドヤ」の赤ワインを使用したクリーム入りと、甲府産素材にこだわった品。「甲府之証(こうふのあかし)」ブランドにも認定されています。

製造には、種無しぶどうを使った方が楽ですが、種が有ると無しとでは全く味が違うと、代表の古屋浩さんは仰います。ぶどうは、皮の裏側が一番甘く、種の周りに酸味があるため、その味のバランスを大切にしたい。そのため、一度レーズンにした後に、裏ごししながら手探りで種を取っていきます。手間もかかり、提供できる量も限られますが、この仕事を福祉作業所の方にお願いしているそうです。

地元のぶどうの需要を上げ、大事に使いきりたいという思い。さらに、雇用を生み出すといった意味でも、社会に還元することを目指して作られているレーズンサンド。甲府の方々の思いを感じながら、召し上がっていただきたいと思います。

平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)

スイーツ情報WEB「幸せのケーキ共和国」主宰。スイーツジャーナリストとして全国銘菓に精通し、TV・雑誌等各メディアで発信。「All About」スイーツガイドも務める。イベント企画や司会、企業や自治体のスイーツ開発など幅広く活動。セミナーや製菓系学校での講師も務める。TVチャンピオン「デパ地下グルメ選手権」優勝。著書に『東京最高のパティスリー』(ぴあ)、『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』(KADOKAWA)等。『厳選スイーツ手帳』・『厳選ショコラ手帖』(世界文化社)を監修。

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『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』&『東京最高のパティスリー』
監修本『厳選スイーツ手帖』(世界文化社)
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「おいしいマルシェ」(「人気店の定番スイーツ」vol.65)
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