あも
叶 匠壽庵
とろけるような柔らかい求肥のお餅を、淡い甘さに炊き上げた丹波大納言小豆で包み、棹物に仕上げました。餡は、毎日職人たちが豆の形が崩れないようにつきっきりで炊きます。「あも」とは、昔の女房言葉で「餅」という意味をあらわしています。叶 匠壽庵の代表銘菓です。
小豆好きにはたまらない美味しさ
箱の中にぎっしりと入っています。上から見ても、ゴロゴロとたっぷりの小豆が入っているのがわかります。それだけでテンションが高まりました。
求肥のお餅を小豆で包んだ和菓子で、形は羊羹に似ていますが、今までにはない和菓子です。
特に小豆。とにかく大きい丹波大納言小豆がたっぷり入っていて粒が適度にしっかりしています。小豆の粒を繋げた様にできているので、羊羹をイメージすると、少し脆い感じがしますが、柔らかさや甘さもほどよく、羊羹のような強い甘味(甘ったるさ)はなく、後味もよく、食べやすいです。小豆好きには、たまらない食感と味でした。
中の求肥のお餅はとても柔らかく、常温では少し柔らかすぎて切りわけにくいですが、「おいしい食べ方」は食べる前に少し冷蔵庫で冷やすといいそうです。冷やすとお餅が固くなることがあるとありましたが、求肥のお餅なので、常温よりわずかに固くなる程度で、気になるほどの固さは感じず、冷やしても柔らかいお餅でした。
なんといっても、小豆とお餅の割合や相性がぴったりです。小豆一つ一つの粒々感を感じながら、小豆の本来の味を楽しみつつ、お餅の柔らかい口当たりのよさ、すべてが絶妙なバランスで出来上がっていて、とても美味しくいただきました。
切り分ける必要がありますが、その手間があっても、食べたくなる和菓子です。和菓子好きの方にはぜひ食べてもらいたいです。
少し温めて食べても美味しいですが、お餅の柔らかさで形が崩れかけてしまうのと、季節的に冷たい方がおいしく感じました。季節によっては、温かくて少し崩れた感じもおいしいと思います。温かい方が若干甘味を強く感じるような気がしました。また違うシーズンでも食べたいと思います。
更新日:2014年07月17日
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