桂の木ばうむ
奥出雲前綿屋

自然飼料、平飼いで育てた卵で作られた、米粉のバウムクーヘンです。グルテンフリー、身体にいい素材を使って作ったお菓子。
心にも身体にも優しい味を期待して、応募してみました。

袋を開けた瞬間、卵とバターの香りが広がりました。
切ってみるとサクサクして、わりと硬めの感触。

食べてみると外はカリっと、内側はすこしねばりのあるもっちり感。ほのかにキャラメルの香りを感じます。
原材料にキャラメルの記載がありませんが、アーモンドプードルや発酵バター（贅沢！）が使われているからでしょうか。上品な甘さと深みのある香ばしさがそう感じさせるのかもしれません。

いい意味で“枯れた“バウムクーヘンという感じで、なんでも「ふんわり、やわらか」が主流の昨今、こだわりを感じる食感です。
とても落ち着いた深みのある甘さで、口の中に広がるバターや卵の香りも繊細です。紅茶もいいですが日本茶も意外と合うかもしれないと思い、私は濃いめに入れたほうじ茶でいただきました。

他にも玄米茶も案外いけるかも？生クリームをホイップしてつけたらおいしそう、などなど色々考えたのですが、美味しすぎてあっという間になくなってしまい…。
自分の中で忘れられない味になったので、しばらくしたらまたお取り寄せして、贅沢なティータイムを楽しみたいと思います。