北欧はちみつといちごバター
秋田屋

北欧の自然がモチーフになっているラベルは、モダンシックなデザイン。かわいくて、パケ買いしたくなります。

フタを開けると、中はきれいな薄ピンク色。ふわんと漂うのは、いちごミルクと微かなはちみつの香り。甘くて、懐かしい香りです。

そのままスプーンにとって味見してみると、はちみつの風味に、バターのコクといちごの酸味が混ざり合って、濃厚で、絶妙なバランスの味わい。

冷蔵で固まりますが、スプーンで瓶の底をひっくり返すようにかき混ぜると、とろとろのなめらかな質感に変わります。焼きたてのトーストにのばすと、さらに透明感を増して、パンにすぅーっと染みこんでいきます。意外でしたが、しつこさは感じず、ちょうどよい甘さです。

プレーンヨーグルトにも小さなスプーンで2〜3杯を落とし、くるくる混ぜてみました。はちみつ、いちご、バターそれぞれの味がヨーグルトの酸味といい塩梅に溶け込んで、深みのある、美味しいいちごヨーグルトになりました。

他にも、甘みをつけず、グレープのような薄さに焼くのが特徴のスウェーデンパンケーキのトッピングとして、生クリームといっしょにいただきました。淡白な味の生地のアクセントに、ぴったりでした。

同封のリーフレットには、市販のビスケットを利用したバターサンドや冷凍パイシートで作るカスタードパイ、バニラアイスとホットミルクのフレイバーとしての活用など、フルーツバターのお手軽アレンジレシピが掲載されていて親切です。私もさまざまなアレンジを楽しみたいです。

段ボール箱に、気泡緩衝材で包んだだけのいちごバターの瓶が1個、ゴロンと入っていたので、味気ない印象でした。瓶のサイズと梱包の箱のサイズが合っていないのかな？とも感じました。

また、クール便であっても、またエコを考慮しているにしても、何か見栄えを意識した工夫があっても良いのでは？とも思いますが…。 その点だけ、気にかかりました。