生ガトーショコラ -PRIME-
Minimal - Bean to Bar Chocolate -

ショップオリジナルの配送袋に入って届いたのがまず嬉しかったです。ボックスがオリジナルというのはありますが、配送袋や段ボールというのは無地や市販のものが多いんですよね。Minimal のロゴなどがデザインされたショート丈の配送袋。その中に「生ガトーショコラ -PRIME-」とリーフレットが入っていました。

このリーフレットとオリジナルボックスもしっかりした作りで素敵です。ショップや商品についてがよくわかるので、贈り物にする場合も安心ですね。

楽しみにしていた生ガトーショコラは20×5×3.5㎝のサイズ。ずっしりと重くて、解凍は冷蔵庫で1～2時間ほど。表面がしっかり焼かれているので切る時も扱いやすいです。

カットした断面を嗅ぐと、ナッツのような匂いがしてとっても美味しそう。商品説明に「NUTTYなフレーバー」とあって、本当に？！と思っていましたが本当でした。チョコレート好きとしては、 カカオ豆由来のナッツの風味が楽しめるのは嬉しい！さすがBean to Barのチョコレート専門店ですね。

お皿の上には中央がツヤッと光る生ガトーショコラ。フォークですくうとしっとり。最初のひと口でカカオの芳醇な香りが広がり、心地よいほろ苦さから甘さへと味わいが折り重なっていくようで美味しい～。生チョコみたいな口溶けとともに、上質な甘みとコクがたっぷりです。

濃厚にとろけるだけでいいなら生チョコを食べればいいと思うんです。でも火入れしたケーキ、ガトーショコラなんだもの。表面の焼けた感じから、中央へのなめらかなグラデーションが楽しめるのがGOOD！食べる温度によって食感のコントラストは繊細だけれど、口の中で段々となめらかに広がっていくのが特別な喜びです。

もうひとつ印象的なのは意外と「軽やか」なこと。口溶け後の余韻が重すぎないんです。ガトーショコラの濃厚さゆえ、すぐに「もう満足・・」という人がいますよね。そんな人にも食べてみてほしいな。濃厚なのにパクパク食べ進められるのが、この「生ガトーショコラ -PRIME-」。濃厚かつ軽やかという矛盾が両立していますよ。

Minimal - Bean to Bar Chocolate -さんのガトーショコラ作りは、他ではマネのできない一瞬一瞬の製造工程とこだわりが積み重なっているのでしょうね。選び抜いたカカオの特徴を活かしてNUTTYな個性を引き出しているところや、食感や軽やかさも言ってみれば個性。王道の美味しさがありつつの個性って、ホント大歓迎です。

スタイリッシュなボックスに納まっているのは、Bean to BarであるMinimal さんの -PRIME-な逸品。チョコが好き、ガトーショコラが好きな人にはもちろん、上質なスイーツを楽しみたい人にもおすすめです！国際品評会で8年連続受賞中（合計89賞）というのも確かな品質の証ですね。