雲龍・白雲龍(京菓子)
京菓子司 俵屋吉富
国産の大粒小豆を使い、絶妙な水加減、火加減で炊きあげた小倉餡を、しっとりと仕上げた村雨餡で一本一本手巻きしています。雲にのる龍の荘厳で、雄々しい姿を表現しています。「雲龍」は、甘みを抑えた小豆本来の旨みと、しっとりとした生菓子ならではの食感が堪能できます。「白雲龍 」は、雲龍に比べ白小豆のやわらかな甘みが特徴。京菓子職人の修練された技術と愛情とが込められた老舗の銘菓です。
京銘菓「雲龍」は、狩野洞春の筆になる雲龍図(相国寺蔵)に魅せられた、七代目石原留次郎により生み出されました。相国寺故山崎大耕老師のご命名でございます。生菓子を羊羹のような棹物にしたことで、京菓子に一大変化をもたらしました。
留次郎がつくりあげた味わいをさらに昇華し、末永く伝承すべくその意志、技術を代々受け継いだ京菓子職人が創作する銘菓でございます。
上品な京菓子
京菓子ってなんだかそれだけで上品な感じか漂っていますよね。
黒いシックな箱を開けると、棒状のものが2本、きれいな和紙に包まれていました。和紙には、【雲龍】【白雲龍】と書かれていて、とても高級感があり、圧倒されました。パッケージ的に、手土産に喜ばれ、ぴったりだと思いました。
食べてみると、【雲龍】は小豆本来の香りと旨味が漂い、ほっとする気持ちになりました。
【白雲龍】は白小豆のまろやかさとコクを感じることができました。
食べれば食べるほど職人さんの繊細さが伝わってきて、長き年月に渡り愛されてきた理由がわかりました。
ただ、甘さはしっかりあるので、好みはわかれるかもしれないなと思いました。
甘いものが好きなわたしにはぴったりな京菓子でした!
更新日:2019年11月29日
■お取り寄せ審査とは?
お取り寄せ&美味しいもの大好きなユーザーさん代表の「お取り寄せモニター審査員」さんたちが、
実際に商品を見て食べて、審査&レポートを行っています!
審査員さんによる審査&レポートは、各商品ごとに★のおすすめ度とコメントで
ご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。