雲龍・白雲龍(京菓子)
京菓子司 俵屋吉富
国産の大粒小豆を使い、絶妙な水加減、火加減で炊きあげた小倉餡を、しっとりと仕上げた村雨餡で一本一本手巻きしています。雲にのる龍の荘厳で、雄々しい姿を表現しています。「雲龍」は、甘みを抑えた小豆本来の旨みと、しっとりとした生菓子ならではの食感が堪能できます。「白雲龍 」は、雲龍に比べ白小豆のやわらかな甘みが特徴。京菓子職人の修練された技術と愛情とが込められた老舗の銘菓です。
京銘菓「雲龍」は、狩野洞春の筆になる雲龍図(相国寺蔵)に魅せられた、七代目石原留次郎により生み出されました。相国寺故山崎大耕老師のご命名でございます。生菓子を羊羹のような棹物にしたことで、京菓子に一大変化をもたらしました。
留次郎がつくりあげた味わいをさらに昇華し、末永く伝承すべくその意志、技術を代々受け継いだ京菓子職人が創作する銘菓でございます。
上品な甘さの京菓子です
箱を開けた瞬間から豪華で、京都らしい紙の包みに、黒い箱で雲龍と金色の絵文字が書かれていました。
さらに蓋を開けると2種類の餡が楽しめるように、2本入りになっていました。賞味期限も1ヶ月弱なので、ゆっくり味わえるなと思いました。
1本の巻物になっているので包丁で切ってみると、小豆がたっぷりで、その周りにも村雨餡が雲のように覆われていて、蒸しそぼろ仕立てなので、中の餡とはまた違い、鳥肌が立つほど美味しかったです。
食感は言葉では表せないですが、もう一口、また一口、食べたくなる優しい感じです。
職人さんが水加減や火加減に気を使いながら作っているので、やはり、豆の柔らかさ具合が絶妙です。
自分でお鍋で小豆などを作る時も、焦げないようにとか、すごく手間がかかりますが、この味や食感を出すには、手間が惜しみなくかけられているというのが一口食べたらわかりました。
配合も菓匠の勘どころと紹介されているのですが、長年の勘で作られていて、この味と食感が出せるのは素晴らしいと思いました。
京銘菓 雲龍はお土産にもよし、ご挨拶など、改めて贈り物をする時などに喜ばれるお菓子だと思います。
なので今年のお正月はこちらの雲龍で新年の挨拶に行こうと思います。
更新日:2019年11月25日
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