初代シベリアロール
とげぬき福寿庵

思ったよりも小さめの箱で、冷蔵便で、時間通りに到着しました。

箱を開けてみると、懐かしい感じの昭和レトロな絵柄の箱に入ったお菓子と、同じ柄の手提げの紙袋が入っていました。
絵柄は、うぐいすと梅でしょうか？今の季節にピッタリですよね。
そして、手土産に持って行く際には、手提げの紙袋が助かりますね。心遣いが嬉しいです。

お菓子の入った箱を開けてみると、「福」の焼印が押されたシベリアロールが登場！
「福」の文字も、どことなくレトロな雰囲気を感じさせます。
レトロな感じ・・・ですが、シベリアロールは、平成生まれなんだそうですよ！

餡子が大好物の私。このままがぶっとかぶりつきたい衝動を抑え、切り分けていただきました（笑）。
ずっしりとしたシベリアロール。餡子がぎっしり詰まっているのを重さで感じます。
手で押さえて、包丁を入れますが、周りのカステラがふわっふわで、押さえたところがへこんじゃう！
包丁も、優しく優しく入れて、丁寧に切り分けました。
手の感覚で、カステラの柔らかさと、餡のしっとり感が伝わってきます。

「ん～！美味しい～！」
思わず笑顔になり、口に出ちゃいました。
カステラは、本当にふわっふわ！口の中で、しゅわっと溶けます。
甘さは控えめで、素材の味も、しっかりと感じられます。
「福」の文字の部分は、香ばしくて、また違った味わいでした。
餡の部分は、しっとりと。瑞々しく滑らかで、とても口当たりが良く、喉越しが良いです。
餡も、甘さが控えめで、少しの塩味が優しい甘さを引き立たせてくれる気がしました。
どちらも、違った食感と、違う美味しさですが、この相性がとても良い！
後味も、すっきりとしていて、口の中もさっぱりとしています。
これなら、一人で一本、食べられちゃうかも！

温めて、バターを乗せて食べても美味しいと記載してあったので、やってみました。
バターを乗せて、レンジでチン！
バターが溶けて、カステラに染み、これは美味！
温かい餡は、出来立てを感じさせ、これまたバターが良く合います。
これは、手が止まらない～。
温めたほうが、餡の甘さが引き立つ気がしました。

冷たく冷やしても、温めても、どちらも美味しくいただけました。
甘いお菓子なのに、後味がすっきりとしていて、口の中に嫌な甘さが残りません。
後を引く美味しさです。
これって、甘いお菓子になかなかないんですよね。感激です！

賞味期限が短いですが、量もちょうど良く、贈った方にも、喜んで、ぺろっと召し上がっていただけるのではないかなと思います。
「福」という焼印も押してあるので、お祝い事にもピッタリですね。
お取り寄せには、購入金額により、送料がそれなりにかかるので、ちょっとためらいますが、この美味しさなら、自宅用にも、取り寄せてみたいと思えました。
この他に、いちご味と、牛乳味のものもあるそうなので、ぜひ、いただいてみたいです。

お店の方が、作り立てにこだわっておられるのが、食べてみて分かりました。
この美味しさは、みんなが笑顔になれます。
カステラの洋菓子と、餡の和菓子のコラボ。シベリアと名前が付いていますが、日本のお菓子として、先々に残していってもらいたいです！