初代シベリアロール
とげぬき福寿庵
あんことカステラのロールケーキ。
発祥地から考案者、名称由来、食品分類に至るまで未だ正式な解明がなされていないお菓子がシベリアです。
そのシベリアがロールケーキとして生まれ変わりました。
中の餡はとろ~り、外の生地はふわっと柔らかな食感を楽しめます。
餡は爽やかで瑞々しく滑らかな喉ごしが特徴で、甘い中にも微かな塩味がやみつきです。
懐かしいけれど新しい。甘さ控えめでしっとりとした平成生まれのシベリアです。
餡子とスフレを使用しているので、そのまま召し上がっていただいても美味くレンジで温めて、バターを乗せて召し上がっても美味しいのであっという間に食べてしまうのでご注意を。
しっとりと瑞々しい、一味違うシベリア。
紙の箱に入った商品と紙袋、フライヤーがセットで届きました。
梅とうぐいすのデザインが可愛らしいです。
箱を開けてみると、プラスチック容器で覆われたシベリアロールが。
大きさは横8cm、長さ12cmで、そこまで大きくはないです。(個体差有り、とのことです)
底容器の左右に溝があるのですが、左が4等分用、右が3等分用のガイド機能も果たしています。
等分に切ることは中々難しいので、親切な容器だ・・・と思いました。
福という焼き印が押された綺麗な焼き色の生地に、こしあんがたっぷりと、それこそ両端からはみ出てしまう程巻き込まれています。
上から押された訳でも、潰れている訳でもないのに、両側からはみ出る程の量。
すごく太っ腹です。
4分の1より少し大きめにカットして、頂きました。
生地は、カステラ生地と書いていたので、甘くてふわっと軽めを想像しましたが、ふわふわはふわふわでも、目が細かくしっとりとした柔らかさで、スフレ生地のような食感でした。
甘さはほとんど感じられません。
こしあんはさらっと滑らかで、塩気が効いた品の良い甘さが広がります。
瑞々しくて、とても良い口当たり。
甘くない生地と、甘さがありつつ塩気の効いたこしあんの相性は抜群で、しっとりとした食感同士で口どけが良いです。
沢山の量のこしあんでしたが、餡子をたっぷり食べた時の喉にまとわりつくような感じも、甘ったるさもなく、後味が良いのが素晴らしいです。
甘いものが苦手な方でもすんなりと食べきってしまえそう。
シベリアといえば、甘いカステラ生地に甘い餡子を挟んだひたすらに甘いもので、懐かしい庶民的なおやつというイメージでしたが、シベリアロールは、一般的なシベリアのイメージとは違うけれど間違いなくシベリア、と感じる商品で、商品説明の「懐かしいけれど新しい」というフレーズはまさしくだなと思いました。
世代、性別を問わず気に入っていただけそうな味なので、日常の気取らないシーンでのおやつや、家族団欒の場におすすめです。
更新日:2018年04月10日
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