プヂン（プリンケーキ）550g
北澤スイーツ

配送予定の当日、時間通りに冷蔵便で送付されました。外袋の中には真っ赤な外箱にリボンがかけられていました。箱と封を開けると、アルミ箔のケーキの焼き型にココアスポンジが一面覆っています。取り出し方の説明どおりに、型の四辺にナイフを入れ、お皿にひっくり返して出しました。が・・・四隅にうまく切れ目がが入れてなかったようで、ちょっと崩れた感じになってしまいましたが、まずはプヂンとの初対面ができました。20✕10cm、高さ5cm位あり、結構な大きさに圧倒されます。先ほど上面になっていたココアスポンジが底面になり、その上に分厚いプリン層が鎮座しています。プリン部分は硬めのようで、ヘタることなく形を保っています。カラメルソースも入っていたようで、ココアスポンジに染み込んでいきます。どんな食感、そして味わいなのかもう楽しみで仕方がありません。早速切り分けて、いただきました。
スプーンを差し込み、まずはプリン、口に含むと･･･ ファーストタッチは柔らかすぎず、ねっとりした食感、日本のプリンがつるんとした絹ごし豆腐なら、こちらは木綿豆腐的な食べ応えある感じです。練乳を使っているとの事で、甘さは適度なものです。卵やミルクのコクも感じられます。そして｢プヂン｣の真髄、ココアスポンジとともにいただきます。おっ、ほろ苦カラメルの染みたココアスポンジとねっとりプリンの織り成すハーモニーが得も言われぬ味わいで、南国のスイーツにありがちな甘すぎる！という事もないです。添付のコーヒーリキッドで苦みを効かせれば、大人な味わいになり、スッキリした後味になります。ひと口ごとに飽きるどころかあっという間に食べ尽くしてしまいました。
一度口にしたら、魅力に取り憑かれてしまい、脇目も振らずに食べ尽くしてしまう、悪魔的なスイーツ、ブラジルの方々が大好きなのがわかります！硬めのねっとり食感のプリン、ビターなコーヒーカラメルの味わいが染みたココアスポンジが渾然一体となった味わいの妙が秀逸です。今後バズりそうなスイーツを先取りでいただけて、しあわせなひとときでした。

私のやり方がマズかったのか、取り出す時にプリンが形よく出せなかったので、誰でも簡単にできる方法でパッケージされていると良いと感じました。