熱海おでん【あつうみ】
お魚のすり身の店　山田屋

熱海唯一のかまぼこ工房山田屋さんの「熱海おでん」が指定の日時にクール便で届きました。
発泡スチロールには「あつ」と「うみ」の2パックのカラフルなおでん種が冷凍状態で入っていて、底部分にはおでん汁も2パック入っていました。
そのまま冷蔵庫に入れ、翌日の夕飯にいただきました。
おでん種は長く煮ないほうが美味しくいただけるとのこと、大根・卵・こんにゃくの3種類だけは、前日から下煮しておきました。
当日、熱湯をかけて油抜きした具材と下準備した具材を合わせ温めるだけで短時間に簡単に美味しく食べられるのが便利ですね。
冬限定のおでん種、遊び心がいっぱいでどれも個性的！「あつ」「うみ」とも14種類ものおでん種が入っていて、どれを食べようか 迷ってしまうほどでした。

「あつ」の中でびっくりしたのが、サラミソーセージに練り物がくるまれた「サラミ巻き」。洋風なサラミがおでんになじんで美味しい具材になってびっくり。

「蓮根はさみ揚げは、シャキシャキの蓮根の歯ざわりも楽しい具材。

「貝柱コーン包」は、貝柱の旨味にコーンの甘みが合わり、コーン好きな家族が喜びました。

「大漁！えび娘」は、由比産桜えびを使った贅沢な一品で、トッピングされた桜えびとかまぼこが一体となりなんとも味わい深いおいしさ。

「高野けんちん」は、高野豆腐に木耳や人参・グリーンピースなどを使った練り物がサンドされた具材で食べごたえのある美味しさ。

紅葉を模した「紅葉棒麩」は、色鮮やかなもみじの生麩が彩りを与えていました。
私が特に気に入ったのが、「うみ」に入っている熱海ブランドにも認定された「しいたけ坊ちゃん丸」です。肉厚な伊豆山産原木しいたけとかまぼこがドッキング。食べ応えばっちりで、美味しさも超一級品。

熱海は静岡県ですが、静岡出身の私が嬉しかったのが「黒はんぺん」。ふるさとの味の黒はんぺんは我が家でも人気ありです。

「うずら揚げ」はうずら卵が練り物にトッピングされたかわいいフォルムで安定の美味しさ。

「ぷちかめんち」は、いかの姿をした練り物でいかと玉ね・ぎ人参で作られた練り物は食べて美味しいだけでなく、おでん汁に美味しいだしをだしてくれたのでは。

「海老巻揚げ」は、練り物に海老を豪華に1本射こんだ具材です。おいしいのはもちろんですが尻尾が出ているのがなんともかわいい。

「竹棒麩」は、緑色も鮮やかな生麩で作られた具材。紅葉麩とともにおでん鍋に彩りをあたえてくれました。生麩好きな私にはうれしい具材でした。

他にも、熱海近海で獲れる魚のすり身を使ったかまぼこに、鶏・豚・鴨肉・ウィンナー、野菜などを合わせた、今まで見たこともない珍しいおでん種の数々に、夢中になりました。

山田屋さんのおでん種は、保存料を使わず地の素材の良さを活かした出来立ての美味しさにこだわったものばかり。
四季折々の素材を職人さんの技で、素晴らしい種が出来上がっているとのこと、熱海観光によく訪れる私ですが、こんなに美味しく面白いおでんがあるとは知りませんでした。
おでんと言うと大根や厚揚げを好み、普段はあまり、練り物に手が出ない家族も、これは何？これは何？？と次々味わってはおいしさにびっくりしていました。
「あつ」と「うみ」、たくさんの具材があるので、家族で、わいわい言いながら楽しく味わえるところも良いですね！
そして、最後のお楽しみの〆まで楽しめるのも嬉しいポイント。
練り物から出ただしも加わったおでん汁で、最後に美味し い雑炊を楽しみました。

うどんや雑煮にしても良いのだそうで、たっぷりのおでん汁を余さず使えるんですよ。
今までの常識を覆す新感覚のカラフルで美味しい熱海おでん。
家族の団欒にぴったりのお品でしたし、大切な方へのサプライズのプレゼントにもぴったりだと思いました。

カラフルで楽しいのですが、竹棒麩や紅葉棒麩など着色料が少し気になりました。