味くらべセット（餃子）
手打ち餃子　天のびろく

ご連絡の通りの到着です。
パッケージも程よく、開封すると、内箱がきれいに３種に分かれております。
店のひろく様からのカラー商品説明書付きです。
ギフトで受け取ったかたにも、例えば会食に手土産として持参しても、商品への思い入れが伝わりやすいと思います。
当日は夫婦での実食ができず、翌日持越し。
わくわくしながらの調理開始。
パッケージ裏面にちゃんと調理レシピがありました。
３種の食べ比べ。
だから焼き上がりも各そん色ない状態を目指します。
レシピ通りカリッと焼き上げて実食。
レシピ通りできれいに焼き目が付きました。
まずオリジナルから。
ひとくち食べた瞬間からびっくり。
サクッとした衣が次の瞬間もちっとした弾力が感じられ、さらに餡が実にジューシーで、豚肉と野菜の両方がうまくマッチ。
野菜のシャキシャキした食感も楽しめます。
タレ要らないというけれど、極めて薄い味があるだけで決して餡の旨味をじゃましません。
次に千歳ブランド豚”う米豚”一頭を味わうとはいかなるものか。
思っていたほどのインパクトというよりは、かえって特定の部位をつかうより、バランスが良い感じ。
最後にとかちマッシュ餃子
一番気になった餃子です。少々前からマッシュルームの出汁に目覚め、和洋　持ち味を生かせるよう薄味で楽しんでいましたが餃子のメインの具にすることには気が付きませんでした。
食べてみると、まっしゅが一番ジューシーで、キノコの出汁がたっぷりと感じられ、これが最もおいしく感じました。
そしてこの餃子最大の魅力は　”皮”春よ恋　という良質の小麦粉を職人の技で調整し熟成を加えた味が濃くて歯切れと弾力を兼ね備えて噛むたびに旨い。
元来　自身の好みの餃子の皮は、薄目でカリッとしたものなのですが、聞くところによると発祥の中国では、主食と副食を一度に食べる完全食品とか。
まあ焼き餃子にそれと混同はできないのでしょうが、しかし　餡がしっかり美味しいので、このくらいチカラのある食感の楽しめる皮が本当に必要なのだと感じます。
これ　贈り物とか、食事の席で食べてもらったら、餃子という枠以上に、本当に考え抜かれている品を選んで供してもらったなと感じられるはず。
今まで自身で調理をしていた豚肉の肉感満点の餃子が良いと思い込んでいたところ、野菜のジューシーさの効いたのもおいしいと感じはじめ、じゃあ本当においしい餃子とはどんなものなのかと迷い始めていたところでしたが、皮と餡のバランスが最大のポイントと改めて気づかされました。
この品は、もちろん贈答に値するグレードですが、自分だったら、遠くにいる娘夫婦の処に贈って、あるいは仲間との会食や帰省した家族へのもてなしで喜ばせたい、そんな風に感じる味。
３種類とも、結構大振りでおなかも大満足です。
最近は大手冷凍食品メーカーの品や無人販売冷凍品も話題ではありますが、例えば水すら使わなくてもよい便利品ではないですが、真にすぐれた良品がもっと多くのかたに楽しまれるようになってほしいものです。
本当に良い品でした