奥出雲のワイナリーで造られた果汁100%のブドウジュースに、島根県多伎産のいちじくを浮かせ、ラムレーズン入りの朝汐羊羹(皮むき餡の羊羹)と二層にした新しい味わいの羊羹です。そのままはもちろん、お好みの厚さにカットしてパンに乗せ、トーストし、その上からバター乗せて食べたり、チーズとともにクラッカーに乗せてワインと一緒に食べるのもおすすめです。
奥出雲葡萄園の100%ブドウジュースを使った、忘れられない味!
島根県松江市。山陰地方を代表する歴史ある町は、名君と呼ばれる松江藩主松平不昧公ゆかりの地はお茶と器、そして和菓子が有名な静かなところです。
松江は全国的にみても有数な和菓子処で、総務省統計局による「平成19年家計調査報告」では、金沢に次いで全国2位。
一世帯あたりの和菓子購入金額は全国平均の1.5倍で、お茶と和菓子がセットで楽しむ慣習があり、昔から続く和菓子文化を現代に伝承しています。
和菓子も時代に合わせて変化し、伝統製法による味わいから、現代風の和菓子へ変化しつつあると感じる昨今、定期的にお取り寄せできる商品がリリースされています。これまでは奥出雲葡萄園の果汁生産の関係で期間限定だったものが、通年で楽しめるようになりました。
「果樹園の恵み」。
これは隣接する雲南市の、全国的に有名なワイナリー「奥出雲葡萄園」で作られる果汁100%のジュースがベースになっています。
ブドウジュースに、これまた出雲地方の特産品である干しイチジクを浮かせて、ラムレーズン入りの羊羹と二層仕立てで作られている、風流堂としては新しい試みのスイーツです。
ゼリーであり、羊羹でもある不思議な食感の奥から沸き立つのは、ブドウといちじくの品のいい甘さ。そこにラムの香り漂う羊羹があとから追いかけていく、そんなイメージですね。
アイスクリームやヨーグルトを添えるとまるでレストランでサービスされるデザートのような味わいが生れるでしょう。みかん、りんごといった日常的なフルーツとの組み合わせも新鮮です。
また、パンの上にスライスした果樹園の恵みをバターと一緒に乗せて軽く火を入れると! トロリとしたバターの風味、味わいと果樹園の恵みの品のいい甘みが見事に溶け合い、それはもう……
私はこの食べ方が一番好きで、まさに至福の時間。休日の朝には極上の朝食になること間違いなしです。
松江の和菓子を代表する風流堂の新たな取り組みは始まったばかり。華やかな洋菓子にはない落ち着いた和菓子は、「果樹園の恵み」に次代の和スイーツの姿をみることができます。松江の老舗和菓子店から、日本の食文化をみることができます。
食生活が大きく変化している現在、気持ちを落ち着けてくれるやさしいスイーツは欠かせないものかもしれません。「果樹園の恵み」は、まさに和スイーツの恵みともいえるでしょう。
更新日:2021年03月19日
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