生チョコ大福10個入りギフトボックスタイプ
菓子香房　大阪・甘泉堂

見た目の高級感だけでなく、ほどよい甘さがお口の中に広がる生チョコレートともっちり食感の羽二重もちと繊細な甘さで和の香りを醸し出す白餡が見事に極上のハーモニーを奏でており、チョコ大福の最高傑作でした。

まず包装を開封すると赤地に銀箔文字の高級感あるボックスとギフト用バッグと食べ方の説明書があり、ボックスの蓋を開けると金箔がまぶしく煌めいていました。
冷凍商品ですが、ひとつひとつ自分のタイミングで冷蔵庫に移動させて解凍でき、好きな個数だけ食べることが出来るので親切な包装だと感じました。

個包装の蓋をあけると下部が薄い紙に包まれているので、特に爪楊枝やフォークを用意しなくても直接触らずに食べられるので、その点も親切な作りだと感じました。

食べてみると、まず表面のチョコレートトッピングのパリッと感が来て、すぐにココアコーティングの優しい苦味と白餡の和な甘味が来ました。羽二重もちのモチモチ感と生チョコレートの柔らかく滑らかな歯触りに癒され、最後に全体の甘さと鼻に抜けるチョコレートの香りを楽しみながら羽二重もちの喉ごしを楽しむことができました。

写真からイメージしてた味よりも、白餡の存在を強く感じました。チョコレートと白餡の味のバランスが5:5で、鼻に抜ける香りのバランスは4:6のように感じました。また、チョコレートと羽二重もちの食感のバランスは1:9のように感じました。

食べる前はチョコレート好きな方に贈りたいという印象でしたが、食べた後の今は、白餡好きな方に[白餡の新たな楽しみかたの提案]として贈りたいスイーツだと感じています。

合わせる飲み物について、ブラックコーヒーや無糖紅茶だけでなく、抹茶や緑茶や日本酒にも合うと感じました。

ここまで和と洋がそれぞれ表現されて混ざりあっているスイーツは食べたことがありませんでした。実に感動的な逸品でした。

色々な方に配るならこのままでよいですが、同じ人が何個も食べるとなると、ナッツ入りのものや洋酒入りのものなど、味や食感の変化が欲しくなるなと感じました。