森の小径四重奏(ハム・ソーセージセット）
サイトウハム

「冷蔵便」で指定日時に届き、丁寧に梱包された発泡スチロールの箱を開けると、ほんのりとおいしそうな香りがしました。
自然本来の色合いが目を引く商品の底には、大きめな保冷剤があり、万が一、家庭で冷蔵庫に入れるのが多少遅れても？という親切心＆安心感がありました。

サイトウハムの歴史、ドイツ、海外の数々の受賞歴、写真満載のカラーのパンフレットと４種類の調理方法、放牧豚さんたちへの愛情あふれる飼育方法などが、分かりやすく記載された用紙に目を通すと、作り手の方々の心意気、技術などに一層、期待が高まります。

４種類、オススメの食べ方を参考に、
夕食には夫の大好物、「焼き豚」をそのまま、ドイツビールと。
１枚が大きく、頬張るととても柔らかい。
「おぉー、しっとりしてて、肉も脂身もすごくうまい！」と。
焼き豚の細胞レベルまで優しく味付けがしみ込んでいるのが分かるような、食べ進んでしまう絶妙、かつ、上品なおいしさ。そのうち、焼き豚、特に脂身が常温になり柔らかくなって、また違う、まったりと、とろけるような舌触りに変化。

翌日は、「ベーコン」を鉄製フライパンでゆっくり焼きました。ツヤツヤの脂が多く出たので、レンジ加熱したじゃがいも、庭のローズマリーと一緒に炒めると、ベーコンの風味が移り、夫も「ベーコンもおいしいね！このじゃがいも、うまい！」と。
ベーコンは燻製の香りが鼻に抜け、塩・コショーも何も不要。出た脂分のいやらしさが全然ない。逆にサッパリしています。

翌朝は、ロースハムをそのままで。
「これもまた、おいしい！やわらかーい！やさしい！」
パンや野菜を挟むより、そのまま、じっくりと味わう方がおいしさが伝わります。香り、塩気も最高に絶妙。

「ホットドッグ用フランクフルト」
ホットドッグ用と商品名になってるのなら、と、
翌日の昼食には、ドイツから冷凍空輸された「スティック・ブレッツェル」を用意。
これは市内の専門店で買える私の大好物。

夫担当、２本は、ボイル方法に忠実に、低めのお湯（７５～８５℃）で７～８分温め、温度計で理科の実験気分。

残り２本は鉄製フライパンでじっくり焼き、その間に、本場のカリーヴルスト風に、ザク切りキャベツをレンジ加熱して、カレー粉を少量混ぜておき、パン（ブレッツェル）をオーブントースターで焼き、切れ目にキャベツを敷き、熱々のフランクフルトを挟んでできあがり。ケチャップ、マスタード、粒マスタード、厚切りポテチも用意。

夫と「せーの！」と、かぶりつくと、「うわー！おいしい！ドイツ、行ったことないけど…」。このドイツパン、買っておいて正解だったね。
フランクフルトはボイルしても浮く脂はほんの少し、焼いた方もフライパンに脂がほとんど無いのにも驚き。
キメが細かく、腸詰の皮が薄く、肉のうまみがやさしく感じられ、上品で本当においしい。

私たち、５０代夫婦が、感動しながら　おいしくいただきました。
あと３パックは、冷凍して　ゆっくりと大切に味わいます。

ドイツのパブなどで、二人でブレッツェルの両端を持ち、引っ張り、量が少ない方がそのお勘定を支払うというのもあるそうです。
日本でも広まって欲しいおいしさです。

サイトウハムさんのサイトを拝見すると、気軽な「お試しセット」の種類も多く、親切ですね。

愛知県犬山市の直売店では、たくさんの商品と、ドイツ風軽食スタンド（インビス）があるそうで、興味津々です。

ハム、ベーコン、ソーセージ＝若い人の食べ物、というのは違い、放牧され元気いっぱいに育った豚さん。
いただく側も、おいしい上に安心素材、元気になれる商品です。
薄く切ってあるので、手間なくすぐに食卓へ。
「冷凍保存可能」なので、お歳暮等でハム類を頂く時期が重なっても安心。

しっかりしてて柔らかく、脂、塩分も控えめで上品なので、老若男女問わず、贈り物にも喜ばれる！と思いました。

真空パックの表側の素材が薄いので、傷を付けないように気を付けて扱いました。発泡スチロールを開けたら、ハム類の良い香りが少しだけしました。冷蔵庫内では未開封でも　ニオイ移り等は大丈夫かな、と少し気になりました。