
さくっとまろやか、50年以上愛される北アルプスの銘菓「雷鳥の里」
長野県は、私の義父母が暮らしている土地です。長野県といえば、北アルプスの山々が目に浮かびます。長野県の県鳥で、標高3,000メートル級の北アルプスに暮らしている雷鳥(らいちょう)は、特別天然記念物です。人懐っこく、登山者のそばを可愛らしい姿で歩きます。
その愛らしい姿に魅せられ、創業者で初代社長の田中勝 氏が1971年(昭和46年)に販売を開始したのが、信州銘菓「雷鳥の里」です。長野県の県鳥で、大町市のシンボルでもある「雷鳥」をネーミングに取り入れました。
田中氏は、1975年(昭和50年)3月11日、長野県大町市で有限会社田中屋を設立。銘菓「雷鳥の里」は、50年以上にわたり、信州みやげの定番のロングセラーとして愛され続けてきました。
箱を開けると、雷鳥のしおりがあらわれます。創業者である田中氏の知人だった画家、故・関亂山(せきらんざん)氏が描いたものだそうです。この絵はパッケージにも描かれています。
個包装を開けると、欧風焼きせんべいにクリームをサンドした長方形のお菓子が出てきます。「欧風焼菓子」「和と洋のコラボレーション」ってどんな味?と思いますよね。
まず感じるのは、サクッとした軽やかな歯ざわりと、ほどよい噛みごたえ。薄く焼き上げた生地は香ばしく、ちょっと炭酸せんべいのような素朴な味です。
生地の間にはさまれているクリームは甘さ控えめ、まろやかで、口の中でとろけます。この絶妙なバランス。つい、あともう一枚と手を伸ばしてしまいます。
公式サイトには「コーヒーにも緑茶にも合う」と書いてあります。はさんであるクリームはコーヒーにぴったり。欧風の焼きせんべいは緑茶の香りを引き立てます。どちらの飲みものと合わせても自然に馴染みます。
一番人気があるサイズは「小・16枚入り」。個包装になっているので、湿気ることなく、少しずつ楽しめます。
他にもサイズはミニ(9個入り)から特大(42個入り)まであり、自宅用にも贈りものにも対応しています(42個入りはネットと限られた店舗でのみの販売です)。さらに長野県大町市のふるさと納税返礼品にもなっています。
長野県大町市立大町山岳博物館では雷鳥を一般公開するなど保全活動に貢献していますが、「雷鳥の里」は、売上の一部をこの博物館に寄付しているそうです。
長野県を代表するお菓子の一つである「雷鳥の里」。おとりよせやお土産にもピッタリ。公式サイトにある「ひっそりと暮らす愛らしい雷鳥のように、誰からも愛されるお菓子でありたい」という言葉は、50年以上の歳月を経ても色あせることがありません。








