お取り寄せの達人のオススメ!

松浦達也さん(フードアクティビスト/ライター/編集者)

湯煎仕上げなのに香ばしい! 目からウロコのハンバーグ

 おぐに牧場のハンバーグ 5個

ハンバーグと言えば、家ごはんでも外食でもごちそうの代表選手! 老若男女にこれほど人気の食べ物はそうそうありません。家での手作りももちろんおいしいし、お気に入りの洋食店の一皿は特別な週末を演出します。

ではお取り寄せ≒中食における、最高のハンバーグはどんなものでしょうか。その条件を考えてみたいと思います。

1. 手軽
ハンバーグは、家庭のキッチンでも作ることのできる一品。そのハンバーグをお取り寄せするなら、家庭で調理するよりも手間がかからないのは絶対条件です。

2. できたてのおいしさが味わえる
特にハンバーグのようなアツアツがおいしい料理はケータリングやデリバリーより、仕上げを家庭内で行うおとりよせ品の方ができたてのおいしさが味わえます

3. ご飯に合う
家庭におけるハンバーグには、やわらかさが求められます。その食感は、日本のもちもちとしたやわらかいご飯に合うよう、日本の洋食おかずが獲得してきた特質です。

「おぐに牧場のハンバーグ」はこうした中食ハンバーグの条件を全て満たしています。

1の「手軽さ」は届いた真空パックをそのまま湯煎にかけるだけ。他にすることはありません。

2の「できたてのおいしさ」は湯煎後に開封した瞬間、焼き目の香りの素晴らしさに驚きました。とても冷凍とは思えません。

3の「ご飯に合う」やわらかな食感は家庭のハンバーグを凌ぐ仕上がり。しっかりした味つけで、白飯の甘さが引き立ちます。

聞けば、このハンバーグ、表面をきっちり香ばしく焼成したら、内部は生の状態のまま、最後まで火を入れずに急速冷凍。家庭のキッチンで湯煎にかけて温めるときに、内部が加熱されるような設計となっています。

肉は加熱しすぎると、肉自体が持っている水分を吐き出してしまうので、繊細な加熱が必要です。レアやミディアムなど精妙な焼き加減を要求される、ステーキなどの肉メニューの冷凍食品デビューへの道のりは険しいわけです。

もっともハンバーグとなると話は別です。そもそも内部まできちんと火を通さなければならないメニューですが、一度火を通したハンバーグを冷凍すると逃さなくてもいい肉汁までも失ってしまいかねません。

そこで開発者は恐らくこう考えたのです。生産サイドでは表面の香ばしい焼き目だけつけ、調理の仕上げ工程は家庭でやってもらおう。どのみち、湯煎で内部までしっかり温めなければならないのだ。ならば、工場生産では内部を生の状態にとどめ、よりおいしい“できたて”の状態で召し上がっていただこう、と(あくまで憶測です)。

だからこそ、このハンバーグは中まで箸もすっと入るほどのやわらかさ。食パンにも合いますが、まずは何もかけずに白いご飯とともに召し上がってみてください。やわらかな口当たり、じゅっとしみる肉汁、一口目からおいしい塩気とスパイスが、純白のご飯の甘さを何とも引き立ててくれます。

書いていたらお腹が空いてきてしまいました。ちょっとご飯を炊いてきます。

松浦達也さん(フードアクティビスト/ライター/編集者)

調理の仕組みや科学、食文化史などを踏まえ、料理誌・一般誌・新聞・書籍・Webまで幅広く執筆・編集を手がける。テレビ等で食トレンドやニュース解説も。著書『大人の肉ドリル』は肉好きのバイブルとしてロングセラーに。他『新しい卵ドリル』(以上マガジンハウス)、『ハイボールとつまみ』(主婦の友社 ※監修)や、共著も審査員をつとめるレストラン年鑑『東京最高のレストラン』(ぴあ)ほか多数。マンガ大賞選考員、日本BBQ協会公認BBQ上級インストラクターでもある。

[ウェブサイト] 食とグルメ、本当のナイショ話 -生産現場から飲食店まで-(Yahoo! ニュース個人)

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