
「泉屋」発祥の地・京都限定の特別なクッキー缶
よろスィーツ!
スイーツ芸人のスイーツなかのです。
近年はクッキー缶の人気が高まり、ぼくもいろいろなところでクッキー缶をご紹介する機会も増えました。その中でも、子どものころから食べていた、親しみのあるクッキー缶といえば、やっぱり泉屋は外せません。
日本で初めてクッキーを販売したお店としても知られていますが、今回は泉屋の京都限定のクッキー缶をご紹介します。
泉屋は、泉伊助さん・園子さんのご夫婦で始めたお店ですが、園子さんが敬虔なクリスチャンということもあり、クッキー作りを始めたのはアメリカ人の宣教師との出会いがきっかけ。
宣教師のご夫人が開く日曜学校の教室でクッキー作りを学び始めてからは、自宅でもクッキーを焼くために、伊助さんには内緒でアメリカにオーブンを発注するほど没頭されたそうです。
京都に移住してからは、園子さんが焼くクッキーのおいしさが評判になり、昭和2年(1927年)、京都の自宅の軒先に「泉屋」の看板を掲げたことがお店の始まりです。
現在は、東京・麹町に本店を構えていますが、京都限定の「泉屋クッキィ」からは、泉屋の歩んだストーリーが伝わってくるような気持ちになります。
こちらのクッキー缶は、スーパーマーケットの紀ノ国屋が展開する「調進所 紀ノ國屋 京町家」とのコラボで、お馴染みのスペシャルクッキーズも抹茶や焙じ茶などを使い、京都ならではの味わいに。
どのクッキーも昔から大好きで、眺めてるだけでもほっこりとしますが、一番思い入れがあるのは、やっぱりリングターツです。
泉伊助さんが亡くなったあと、夫人の園子さんが三人の子どもたちと再起を図っているなかで誕生したのが、リングターツ。
こんがりと焼き上がった輪っかのクッキーのまわりには、ドライフルーツの四色の飾り。丸い形はどんな荒波も沈まない「浮き輪」、四色の飾りは「母と3人の子どもたち」を表現されています。
浮き輪は泉屋のシンボルマークにもなり、泉屋を代表するクッキーとなりました。ぼくも子どもの頃からリングターツはよく食べていましたが、誕生した背景にこんなストーリーがあったことは大人になってから知り、より一層好きなクッキーになりました。
京都在住の日本画家・鶴田一郎さんが描くデザインも素敵で、贈り物にもぴったりのクッキー缶です。







