清水美穂子さん(ブレッドジャーナリスト)のおすすめ!

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トロリとしたなめらかさが、柔らかな食パンにぴったり

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焼きたての食パンの冷めるのを待ってスライスしたら、その上にピーナッツペーストをトロリ。
そう。トロリ、というなめらかさが、このBocciのピーナッツペーストの特徴です。
うまく伸ばそうとしてバターナイフでパンの表面を傷つけてしまうこともなく、それはスプーンから落ちてゆっくりとパンの上をすべっていく。ただし、すみずみにゆき届くまえに、どうにもたまらなくなって、齧ってしまうのです。

Bocchiのピーナッツペースト<シュガー>は、ピーナッツの名産地、千葉県房総半島の契約農家が育てたピーナッツで作られています。

Bocchiという名の由来は、「らっかぼっち」だそうで、聞き慣れない言葉ですが、その絵がロゴのところに描かれています。
わたしはそれを、ビーハイブ(藁でつくったミツバチの巣箱)と見間違っていましたが、それが「らっかぼっち」だったのです。

「らっかぼっち」とは、畑で収穫したピーナッツを乾燥させるためにひっくり返して地面に並べて2週間ほど天日干しした後、一株一株ていねいに積み上げて、てっぺんに藁の傘をかけたもの。畑のあちこちに、これが積まれ、ひと月半ほどそのまま置かれるのだそうです。そのあと、いくつもの工程を経て、熟練職人が焙煎してローストピーナッツにするというから、手間ひまかけて、作られているのですね。

ピーナッツペーストは、油脂や添加物を加えることなく、ミネラル豊富な北海道産の「てんさい糖」と自然塩のみ、といたってシンプル。ピーナッツそのもののナッティなコクと旨みをダイレクトに味わえます。

わたしは、冒頭に書いたように、ふんわりした食パンを焼かずにそのまま食べるときにこのピーナッツペーストがつけたくなります。
ちょっと茶色い、胚芽パンのサンドイッチにも合います。一枚にピーナッツペースト、もう一枚にブルーベリージャムを塗って挟むと、カットした時のグラデーションがきれいです。

週末の朝など、フレンチトーストを作る時に、このピーナッツペーストを蜂蜜かメープルシロップとともに垂らすと、理性を失って、常習してしまいそうな、危険な味わいになります。

ピーナッツペーストはほかに、無糖の<プレーン>や粗挽きピーナッツ入りの<クランチ>もあります。

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清水美穂子さん
(ブレッドジャーナリスト)
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東京生まれ。おいしいパンとそれをつくる人びとを取材する一方で、日常の食事の愉しみ、bread+something good(パンと何かいいもの)を提案する日々。関連企画のコーディネート、執筆多数。総合情報サイトAll Aboutではパンのガイドを務める。著書に『おいしいパン屋さんのつくりかた』(ソフトバンククリエイティブ)『日々のパン手帖~パンを愉しむsomething good』(メディアファクトリー)。
[ウェブサイト]:Bread JournalAll About(パン)レッツエンジョイ東京FacebookInstagram

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