
秋を味わう、小さくてかわいい、巻きもの菓子。
和菓子には七十二候、5日ごとに気象の動きや動植物の変化を知らせることばで表す、72の季節があるそうです。
この原稿を書いている今はまだ残暑が続いていますが、涼風至(すずかぜいたる)、寒蝉鳴(ひぐらしなく)など、七十二候では秋の言葉が涼しげです。
そして、和菓子も秋めいて。
「山のつと 栗絵巻」は、朴葉に包まれた蒸し羊羹のなかに栗きんとん。
葉巻き、いや、葉に包まれた食べものは、どこかプリミティブな魅力がありますが、二層構造になっているところが、これは今風です。
葉をつけたまま切り分けて、お薄を点てて、一足先に秋を味わいました。
栗きんとんがなんとも上質、と思ったら、販売しているのは栗きんとんで有名な、恵那川上屋さんプロデュースのお店だったのでした。
小さくてかわいくて、ちょっとした手土産にも気が利いています。







