
レトルトとは思えない!100年超の老舗レストランのカレーとスープに美食の伝統を見た
1903年の開業という、現存する中では日本で最も古いレストランかもしれません。明治38年(1905年)というその時代は、近代化が進みつつも日露戦争直前という激動期の入口に当たる時代。
今回ご紹介する日比谷松本楼は100年以上前から洋食を提供。いまや時代に合わせた飲食店が次々と開店する一方で100年以上の歴史を刻むレストランが繁栄を続けていることに、さすが日本の食文化!と感じざるを得ません。
日比谷公園の杜の中に佇む、日本政治史の舞台にもなった歴史的建造物。日比谷松本楼ではいわゆる文明開化的時代からの洋食、そしてフランス料理を楽しむことができる上に、オンラインでもお取り寄せができるようになっています。
レトルトの技術は進化し、今やおいしくないものに当たる確率は極めて低いですが、その反面「飛び抜けておいしいもの」を感じるのことも少ないように思えます。
ところが最近自宅用でお取り寄せした日比谷松本楼のカレーとスープのセットは飛び抜けているどころか、これをレストランで出されてもまったく気がつかないであろう、驚くべき「料理」。自信をもって「飛び抜けておいしいレトルト」としてご紹介したいと思います。
カレーは4種の魚介が入ったシーフード、6種の野菜などが入った完熟トマトチキン、11種の野菜が入ったキーマの3種。スープはミネストローネ、えびのピスク、そしてクラムチャウダーの3種です。
共通しているのは、具材が多いことでしょうか。特にシーフードカレーはエビ、イカ、貝柱など盛りだくさん。ほどよいスパイス加減はビールやワインと共に旨味は広がっていくように思えます。えびのピスクは食べるのがもったいない!と感じるおいしさ。えびの凝縮感と生クリームの濃厚さが溶け合い、ゆっくりと味覚を攻めてきます。
クラムチャウダーはアサリの風味がよく効いていつつ、塩加減は穏やかにまとめられ飽きの来ない深い味わいを表現しています。
普段の食卓に手のかからない少し贅沢な一品を添えたいときはありますよね。カレーはあたためてパンにつけたり、そのままいただいたり。私はキーマカレーに生卵をひとつ落として濃厚さを加える味変を。これがまたさらに旨味を増していき、ごはんをつぎ足ししたくなります。
また、ごはんにクラムチャウダーをかけて黒胡椒を少し振るとドリアっぽい料理にしちゃうのも楽しいでしょう。さらに粉チーズをふってオーブンで焼き上げるとひと手間かけた感も相まって完成された料理になりますね。
このセットは秋から年末にかけてギフト、または手土産でも喜ばれること間違いなし!そしてワンランク上の保存食としての機能も万全。サイトをぜひチェックしてみてください。








