
スペシャリティコーヒーの風味豊か!夏にぴったりのグラスデザート
今、コーヒーの世界では“サードウェーブ”と言われるブームを迎えています。
風味豊かなスペシャリティコーヒーが人気です。
そんなこだわったコーヒーとスイーツのペアリングというテーマにも関心が高まっていて、私も最近、セミナーや勉強会に参加させていただく機会が増え、コーヒーの奥深さにはまりつつあります。
お菓子に使うコーヒーそのものに、厳選されたスペシャリティコーヒーを選ぶパティシエの方もいらっしゃいます。
神戸の「パティスリー ミュウミュウ」さんもその一つ。
オーナーの小島章裕シェフがかなりのコーヒー好きで、奈良にある自家焙煎コーヒー豆専門店 「珈琲の富田屋」さんとのコラボレーションで生まれたのが、この「浮島コーヒー」です。
みずみずしいコーヒーゼリーに、ぽっかりと浮かんだムースの“浮島”。ムースには、コーヒー豆を粗めに砕いて煮出したコーヒーエキスがたっぷりと含まれています。
すっきりとほろ苦いコーヒーゼリーを共に口に入れると、ぷるんとしたゼリーの中から、ふんわりと広がるコーヒームースのフレッシュな香りとやさしいほろ苦さ。
さらに、ムースの中に蒸し栗が入っていて、ほっくり、ほろっとした食感がアクセントに。
コーヒーと栗も、ナッティーな香りがマッチする相性のいい組み合わせです。
使用したコーヒーは、インドネシア・スマトラ島産の“マンデリン”深煎りコーヒー豆。
“ビルセレクシ”と称されるその豆は、「ブルー・マンデリン・セレクト」、すなわち「選ばれた青」という意味の名前。大きさの揃った大粒の豆を選び、さらに人の手で選別するという手間隙をかけた逸品です。
小島シェフがこのスイーツのために選んだのは、「フレンチロースト」、いわゆる「深煎り」の豆でした。
同じコーヒー豆を使っても、ホットコーヒーとアイスコーヒーとでは、香りの立ち方も大きく変わります。
また、カフェオレのようにミルク分が加わっても印象が変わります。
ひんやりと冷たいグラスデザートにした時に、また、生クリームとブレンドしたムースにした時に、コーヒーの風味をどのように感じるか・・・そういったバランスが計算されているため、冷たくてもしっかりとコーヒーの旨味を感じることができるのは、さすがです。
そして実は、もう一つサプライズが隠れています。
スプーンを進めていくと、なんと、コーヒー味のわらびもちが出現!
もっちりとした食感で、また新たなコーヒーの余韻をプラスしてくれます。
実はこの「浮島コーヒー」は、既に2007年には発売されていた、時代を先取りしたスイーツでした。
私も初めていただいたのはもう5年以上前でしたが、自分自身もコーヒーが面白くなってきた今だからこそ、改めてお勧めしたい逸品です。
3個入りですが、1個あたりの食べ応えはしっかりなので、ご家族ならばシェアして味見していただいてもいいですね。
仲良しのお友達と集まる時のおもてなしや、ちょっと贅沢したい時の自分へのご褒美にぴったりです。







