
牛乳や果実のナチュラルな風味に心弾む!信州発の無添加ジェラート
2020年7月、長野市にオープンしたパティスリー「トラントロア33」。添加物を使用せず、出来る限りオーガニック素材を活かしたお菓子を作っているお店です。
「ビオ=オーガニック」を謳うジェラートも、有機JAS認証を取った素材をはじめ、オーナーの高良大地シェフが生産者のもとに足を運び、農薬不使用や減農薬など、自ら栽培の様子を確かめて選んだフルーツやハーブを使用しています。
「ベーシック6種セット」の「ミルク」には、島根県「木次乳業」より非遺伝子組み換えの餌で育つ牛の低温殺菌牛乳と、オーガニックシュガーを使用。乳味濃厚ながら、すっきりさっぱりした喉越しで、ミルクの滋味が感じられます。
「ショコラ」は、ミルクベースのジェラートに、コロンビア産の小規模生産農家のカカオを現地で加工したチョコレートをブレンド。ガツンとインパクトのある味わいです。
静岡県熱海市の農家「ダモンデファーム」さんの季節の柑橘を使った、華やかなジェラートも魅力的!こちらの農家は、化学農薬や化学肥料、除草剤に、動物性堆肥も不使用という「自然農法」にこだわっていて、高良シェフも独立開業以前からお付き合いされていたそうです。
香りに満ちた皮ごとマーマレードを、マスカルポーネジェラートとブレンド。私が以前にいただいた時は「紅ニューサマーオレンジ」でしたが、季節によって柑橘の種類も変わるそうで、それも楽しみですね。
「ロイヤルミルクティー」には、プロにもファンの多い神戸の紅茶専門店「Uf-fu(ウーフ)」さんの茶葉を使用。ダージリンファーストフラッシュやアールグレイ、アッサムなど、こちらもその時によって茶葉が変わります。爽やかな香りは、まさにアイスロイヤルミルクティーを飲んでいるかのよう。
信州を代表する夏の果実「杏」にタヒチバニラを合わせたソルベは、新鮮なフレッシュの杏を使うからこその爽やかな甘酸っぱさが何とも言えません。一般的に使われることの多い甘い香りのマダガスカル産バニラではなく、よりエキゾチックで少しスパイシーなタヒチバニラと、想像以上に相性よくマッチしていました。
「タイベリー」は、バラの花のような華やかな香りを持つラズベリーの一種。生産量はごく少ないのですが、高良シェフは知り合いの農家さんにお願いして作ってもらっているそうです。海外産の冷凍ベリーとは一味違う、国産ならではの品のよいフローラルでフルーティーな香りが楽しめます。
増粘剤や安定剤も不使用なので、素材によっては、なめらかな食感に仕上げるのが難しいそうで、代わりに寒天を加えるなど、配合も試行錯誤を重ねていらっしゃいます。
味だけではなく、体や環境へのやさしさにも配慮されたジェラートは、自家用はもちろん、大切な方宛にギフトとして贈るのにもぴったりで、夏になると、カシスやぶどう、プラムなど、信州産フルーツをメインとする季節限定の「フルーツ6種セット」も登場します。
信州の豊かな実りに思いを馳せながら、その日の気分で好きなフレーバーを選びつつ、日々楽しんでいただきたいですね。







