
甘く香ばしく、焼き色美しく…… パリの人気パティスリー自慢のスペシャリテ!
パリの人気パティスリー「アルノー・ラエール パリ」が日本にオープンしたのは2018年1月のこと。こちらは、私が初めてパリに旅行した際、楽しみに訪ねた憧れのお店の1つでした。現在、日本で活躍するパティシエの中にも、この店で修業された方が何人もいらして、お菓子好きにとっては“聖地”のようなお店なのです。
「パヴェ ド モンマルトル」は、そんな「アルノー・ラエール パリ」のスペシャリテの焼き菓子。フランス語で「Pavé de Montmartre」、つまり「モンマルトルの石畳」という意味です。
モンマルトルとは、「アルノー・ラエール パリ」の1号店があるパリ市内北部の丘の名称。この界隈は、いかにもパリらしい石畳の道が多く、車輪付きスーツケースなどを持って坂道を上るのは、なかなか大変。そんな思い出も蘇るお菓子です。
使われている素材はとてもシンプルで、「ローマジパン」と言われる、砂糖と練り上げた味わい深いアーモンドペーストを贅沢に練り込んだ生地を、さらに同じローマジパンで全体を薄く包んで焼き上げています。一見、素朴に見ますが、その味わいの豊かさは、それまでの私の中の「マジパン」の概念を覆すものでした。
フランス人は、このマジパンを使ったお菓子が大好き。日本では、ケーキの飾りとしてのせるマジパン製の人形など細工用のイメージがありますが、ヨーロッパで愛される食べるためのローマジパンは、同じマジパンでも製法が異なります。後者は粒のままのアーモンドを挽いていて、砂糖に対してアーモンドの比率がより高く、リッチな風味なのです。
さらに、表面に卵の黄身をといたものを塗って焼くため、つやつやとした照りが、いかにも食欲をそそります。口にすると、どこか、照り色美しいスイートポテトを思わせるような懐かしい味わい。
角の所が少しカリッと色濃く硬めに焼き上がり、より香ばしく感じられて、私はこの、焼きマジパンの“耳”のような部分も大好きです。ふんわりしっとりした黄金色のアーモンド生地とマジパンの層とが、口の中で一つに融け合って、甘さと香ばしさがじんわりと広がります。
コーヒーとも紅茶とも相性抜群!ちょっとボリュームが多いかな?と思っても、切り分けて1口ずつ食べ進めていくうちに、気が付けば丸々1個、軽く食べきってしまいます。もちろん、2人でシェアしてもいいですし、日を分けて、半分は翌日食べても大丈夫。心がほっこりするティータイムが過ごせます。
通販で購入できるのは6cm×6cm×4cmの小サイズ。1個ずつクリアケースに入っているので、ちょっとしたギフトにもぴったりです。実は元々、パリの店舗では、大きなサイズを販売していましたが、日本で小さなサイズを出すようになってから、あちらでもこの小サイズのパヴェの販売を始めたそうです。
日本でも、広尾の店舗では大きなサイズを購入することができるので、気になる方はお店にお問い合せください。







