十二年焼売
たれ屋
本場の点心師に負けない味わいのご飯に合う「海鮮焼売」です。食材にもこだわり、十勝野ポークのロースとバナメイ海老を、贅沢な食感が楽しめる様、手作業で1.2cmの角切りにしています。8時間煮込んだ自家製無添加ブイヨンを餡に練りこみ、葱油や生じょうゆ、三河本みりんなどを加え仕上げました。ぷるるん食感の黄色い皮に包まれ、食べた瞬間に大きな具材から滲み出てくる肉汁と海老の旨味を堪能できます。届くまでに時間がかかりますが、待つ価値のある商品です。
この焼売の最大の特徴は、ゴロっとした肉、プリッップリな海老の食感 と、無添加、砂糖を使っていない所です。
さらに、焼売を包んだ後に蒸していませんので鮮度が落ちない生焼売です。
2年近く待ってもまた食べたい!海鮮ジュワーの焼売
香川のたれ屋さんといえば、おとりよせネットファンの方はもちろん、「クロワッサン餃子」を食べたことがある!という方が多いと思いますが、今回おすすめしたいのはたれ屋さんの「十二年焼売」です。
12年前にクロワッサン餃子のファンのお客様から「たれ屋さんがつくる焼売も食べてみたい」という声が届き、そこから開発、販売まで12年かかってできた焼売です。
「このお店のこれが好き!」という熱烈な感情の上に出会う「新商品」は、「このお店なら間違いないだろう」という期待度がぐいっと上がる分、同時に最終的には残念な感情になることもあると思うのです。私にもあります。
それにこれは……クロワッサン餃子も数年待ちまでなったのですが、十二年焼売はなんと、ただいま1年9ヶ月待ち。
私も待ちました。もちろん、その間にさらに期待度が上がっていきました。3日間かけて作られる焼売は大量生産ができず、それくらいの待ち時間になるそうです。
今はオーダーしたら最短で次の日に届くというものも多く、早いが正解な時代でもありますが、「待つ」のは、ただ待てばいいだけいいし、時々思い出してはワクワクしたりとても楽しい時間を過ごせます。
待って待ってようやく届いた焼売ですが、冷凍で2箱あるのだからゆっくり食べればいいものを……続けて食べ切ってしまいました。
蒸し器がなくてもフライパンを上手に使ったりして、ぜひレンジではなく「蒸す」ことを守ってくださいね。
ひとくち頬張ると、じゅわーっとこれでもかと肉と海鮮の旨みが押し寄せます。そしてそれ以上に鼻に抜けるのが椎茸の香り。ごろごろっと大きくカットされた材料を味わう感覚がすごいです。ひとつのお料理を一口で同時に味わえて口の中も、心も幸せいっぱいになりました。
焼売といえば横浜、中華街も近く、子供の頃から焼売を食べて育ってきた夫も一口食べて「やばいこれ!!!」と絶賛。もぐもぐしながら「これまた頼んでおいて欲しい」なんてリクエストも。もう一箱は大事にしようと思っていたのに数日後「ねえ。あれ食べようよ」と。
皮もむっちり、厚みがそこまであるわけじゃないのに蒸しても底も破けず中の旨味を閉じ込めてくれているところもポイントです。1滴も外に逃さずお口の中に入れたいですもんね。
クロワッサン餃子で外側パリ中むっちりの皮に魅了された方は、ぜひその対比も楽しんでいただきたいです。クロワッサン餃子は一度買うと、リピーターさんにはゲリラ販売など割と何度か早めに手にするチャンスもあるのですが、十二年焼売にはそれがありません。また、気長に待ちたいと思います。二年後の私たちのために。
更新日:2023年10月31日
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