クラフトジン 700ml
ろくもじ

以前は【ジン】というと外国産のイメージでしたが、ここ数年、日本のものを目にすることがあり、個人的にもとても気になっていました。
【ジン】は原料に複数のボタニカルを使用するのだそうですが、「ジュニパーベリー」という、針葉樹から採れる実が、ジンの個性的な風味の元になるそうで、こちらの【ROKUMOJI】。
ジュニパーベリーの他に使用されているものが、環境保全や食品ロスの問題に一役買っているものばかりで、飲んだら森が綺麗になるという、まさに森林保全にも役立つという、新潟から生まれた『クラフトジン』！
アテビ、新潟麦酒、ほうじ茶、りんごの芯、クロモジ…といった、大地が育む素材をふんだんに使用しているというコンセプトも、とても興味深い商品です。
まずはそのまま、頂いてみました。
実はそのままではアルコール度数が高いのですが、本来の味わい、香りが堪能できるので、
少し口に含んでは、舌でそのものを味わい、そのまま鼻に香りを抜かせて一口を頂きます…。
不思議と、それぞれの場所で楽しめる風味が違い、桧のような香りから、ほうじ茶の香ばしさ、ドライアップルの香り、少しの苦味、酸味。。。
簡単に美味しい！ということでは語れない、奥深さが感じられて、このそれぞれのバランスが絶妙に感じられます。ロック、炭酸でなど、少し飲みやすくしても、その味と香りは繊細なものでした。
言い尽くせない味わいや香りは、森の奥から生まれた爽快感ともいえて、ここ最近で出会ったお酒のなかでも、感動する奥ゆかしい味わいです！
普段ならお酒と食のマリアージュを考えるところですが、これは違って、ほんとにこれだけで『大人の楽しみ』という言葉がぴったりときました。
「自然 × 人 × モノの循環 」をテーマに作られた【クラフトジン】であるからこそ、贈って喜ばれる商品であるだけでなく、贈る人の人柄もワンランクアップさせてくれるような、そんな素敵な品です。