真・プリン2種食べ比べセット6個入り
プリン研究所

しっかりとした専用箱に入れられたプリンは、商品を大切に扱っている証です。
リーフレット類も上質な紙を使用してるため、細部にも手抜きをしていないという印象を受けました。

実際のプリンは柔らかめと固めの二種類が各3個、可愛らしい瓶に入っています。
カラメルソースは別添えで添えられているため、プリン自体の味を楽しみながら食べ比べが出来ます。

二種類のプリンはどちらも甘過ぎず、あっさりし過ぎず、絶妙なバランスで大変美味しく頂きました。
流行りのプリンにあるようなわざとらしい香りやクリーミーさはなく、ひとつひとつこだわった食材を使用しているからこそ出来る、シンプルながらも味わい深いプリンになっています。
程よい固めのプリン（かため）は、噛む度に口の中でほどけていき、卵の濃厚な味わいを長く楽しめますし、こぼれ落ちそうな柔らかめの方（なめらか）は、甘みと香りがスーッと口の中から鼻を抜けつつ、飲み物のような喉ごしでなめらかに胃の中へと流れていきます。
牛乳、卵、砂糖のみで作られたというプリンは、添加物などの余計な味はせず、卵の味と香りをそのまま感じられ、素材の良さがダイレクトに伝わりました。

一通り食べ比べを終え、最後に12種類のソースをひとつひとつかけて楽しみます。
先ずはノーマル、スイート、ビターの順番でシンプルなカラメルソースをかけてみましたが、それぞれカラメルの苦みと甘さのバランスが段階的にうまく調節されていて、どれも極端に偏った甘さ、苦さはなく絶妙です。
他にもラム、ブランデーなど大人っぽく楽しめるものや、バニラ、チョコ、オレンジなど皆が好むソースも豊富に揃っています。
何より感動したのはラズベリーとパッション＆マンゴーのフルーツソース。
これはどれだけ良い果汁、もしくは香料を使用しているのかと考えてしまう程、濃厚なフルーツの味が楽しめました。それ以外も含め、ソースは全体的にクオリティが非常に高く、プリンの添え物というにはもったいない出来栄えでした。
ただし、プリン自体の味も非常に美味しいため、ソースをかけるのがもったいないと思ったりもして、ソースはソースで取っておいて、別のスイーツにかけて楽しんでみようかと思います。

自分用にはコスパが良くないため、自分でリピートは考えないかも知れません。
ソースが豊富過ぎるが故、どのソースで食べるか悩んでしまいます。
12種類ではなく6種類くらいにして、もう少し絞ってもいいかなと思いました。
シナモン、アニスなど、ちょっと個性が強過ぎてプリンの良さを消してしまう印象もあったので・・・。