
知っているお菓子なのに、初めてのようなおいしさ。鎌倉生まれの「バターバターマドレーヌ」
名前を見ただけで食べたくなるお菓子ってありませんか?私はバターが大好きです。焼いたバターの香ばしい香りや口に入れた瞬間のミルク感…… あの満足感がたまりません。
そんなわたしが名前を見て「絶対に私の好きなやつに違いない」と手にしたお菓子があります。その名も、「バターバターマドレーヌ」。
観光客で賑わう鎌倉で、人混みを避けてゆっくりお茶したい日に、わたしが足を運ぶお店が、長谷の古民家を改装したパティスリーカフェ「OKASHI0467」。
友人からここの焼き菓子を何度か贈り物でいただいたことがきっかけで私も好きになったお店です。特に2階は大きなテーブルと窓から見える外の景色が居心地よくて、人気のシュークリームを目当てに立ち寄ったり、1階で手土産にお菓子を買ったりすることがあります。
お店の名前についている「0467」は鎌倉市の市外局番。もともとオーナーの加藤圭吾さんが2003年に鎌倉でカフェレストラン「0467」を開き、そのあと2005年に生まれたのがこちらのカフェです。
築80年以上の古民家をモダンにリノベーションした空間に、レストランで評判だった奥様の裕英さんのお菓子が並んでいます。鎌倉には古い建物や風景を壊さず、そのまま生かした状態で現代に繋げるという世界観が多く見られ、私が鎌倉に魅了される理由のひとつになっています。
お取り寄せできるお菓子もいくつかあって、そのひとつがこのバターバターマドレーヌです。地元
長谷で年に二度行われるお祭り「長谷の市」に合わせ、年齢関係なく食べられるお菓子として生まれたのが、このマドレーヌなんだそうです。
生地に純バターをたっぷり使っているので、開封した瞬間からバターの香りが広がります。そのまま、または少し冷やして食べると、ギュッと詰まった密度を感じる食感です。
個人的にはこの密度感がお気に入りのポイントなので、そのまま食べていますが、温めると今度はさらにバターの香りが際立ち、ふわっと焼きたてを自宅でも再現できます。
小ぶりサイズなので、食事の後のお茶時間にもぴったりで、特にブラックコーヒーとの相性がいいと感じました。
マドレーヌはクッキーやフィナンシェと並んで万人受けする焼き菓子で、日持ちも長めで持ち歩きしやすいので手土産に使われる定番だと思います。みんなが知ってる味だからこそ、「知ってるお菓子なのに、初めて出会うお菓子」を発見できたときにはとても嬉しかったです。
「ザ鎌倉!」な手土産に見えるけど、実は数字や生まれた経緯など鎌倉らしいこだわりが詰まっているというのも魅力のひとつです。世界観の全部が鎌倉と繋がっています。
常温保存で賞味期限は未開封で20日。5個入りの他に10個、15個入りもあります。贈りものや手土産、自宅でのお茶のお供にもおすすめです。わたし自身も、今度数年ぶりに再会する友人に「鎌倉、よく一緒に行ったよね」と言いながら渡そうかなと計画中です。








