
七つの縁起物から選ぶ楽しさ。香ばしい皮がコーヒーにも合う、湘南発の手づくり最中
実は私は子供の頃、嫌いな食べ物の中に「和菓子」があったんですが、最中だけは好きで、和菓子も大好きになった今も最中は好きな和菓子の上位です。特に「自分で詰める」タイプが好きで、あんこを詰めてすぐ口に入れる、あの瞬間のパリッとサクッとした食感こそが最中の醍醐味だと思っているので、選ぶなら自分で詰めるタイプを選ぶことが多いです。
そんな私が、よく行くショッピングモールでずっと気になっていたお店が「KUGENUMA SHIMIZU(鵠沼しみず)」です。
湘南・鵠沼を拠点に、帝国ホテル仕込みのシェフが手がける和スイーツのお店。ソフトクリームやたい焼きに列ができているフードコートのカジュアルな雰囲気の中、「贈る方・贈られる方に良きご縁が生まれますように」という想いを込めたこの最中は見た目も美しく、通るたびに目が止まっていました。
今年のお正月、実家への年賀スイーツとしてようやく「もなか 福」を手にとりました。箱を開けると、七つの縁起物を形どった最中の皮が並んでいます。だるま、鯛などのお祝いモチーフが違うだけでなく、実はひとつひとつ大きさも少しずつ違うんです。「鯛にしようかな」「食べ応えのあるだるまがいいかな」と選びながら詰めるその時間も楽しいです。
袋を開けた途端、香ばしい香りがしっかりと漂ってきます。詰めてすぐ口に入れると、パリッとサクッとした皮の食感と香ばしさが一緒に広がって、「これこれ!このサクっていうのがいいよね」と。この瞬間が最中の楽しみだなと改めて思いました。
あんこは北海道産粒餡と白餡の2種類。どちらかというと粒あん派の父も、白あんにも手が伸びていて「白あんもいいな」とつぶやいていました。いつもとちがうあんこで、もう一方の美味しさに出会うきっかけになりそうです。
おすすめしたいのが、ブラックコーヒーとのペアリング。ここ数年コーヒーとあんこの組み合わせが注目されていますが、最中の場合は香ばしさがプラスされる分、羊羹や他の和菓子よりもさらにコーヒーとの一体感があるなと思っています。日本茶でほっとひと息も間違いない組み合わせですが、コーヒーのお供としてもぜひ試してみてほしいです。
紅白カラーのお祝い仕様や湘南らしい海モチーフ、しっかりしたギフトには桐箱入りもあります。シーンに合わせて使い分けられるのが、贈り物にぴったりだしお店のメッセージ通り「良きご縁」を繋ぐのにぴったりだと思います。卒業や入学、就職など、春のお祝いごとの手土産や贈り物としても縁起物をモチーフにした最中はおすすめです。
和菓子といえば鎌倉や京都のイメージが強いかもしれませんが、湘南にもレベルの高い和菓子店が根付いています。KUGENUMA SHIMIZUもそのひとつ。ぜひ知っておいてほしい一店です。






