出雲ぜんざい 3食入り
坂根屋
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箱の蓋を開けると、中にはしっかりとクッション材が詰められていて、商品の保護がしっかりとされていました。
中から出てきたのは、紅白で美しく包装された「出雲ぜんざい」。丁寧に帯と紅白の水引で飾られています。引き出しのように外装から箱を引っ張ります。
箱の中には、銀色でパウチされた“ぜんざい”と、透明にパウチされた“紅白のお餅”がワンセットになっていました。各商品（店舗）の説明書も同梱されていました。そしてぜんざいの裏に、湯煎とレンチンでの温め方の説明がありました。
見た目も非常に日本らしいデザインで、食べる前から包装が期待以上です。美しすぎます。
出雲ぜんざいを食べた感想です。まず、“おぜんざい”の美味しさについてです。優しい大豆の甘さがとても印象的でした。しっかりと煮込まれた大粒の小豆は、程よい硬さを保ちながらも口の中でほろりと崩れ、豆の風味がしっかりと感じられます。甘さは控えめでありながらもコクがあり、深みのある味わいが特徴です。砂糖の使い方が絶妙で、小豆の自然な甘さと調和しています。砂糖は国産の“てんさい”が使用されており、その甘みが美味すぎました。
次に“お餅”の美味しさについてです。二色のお餅は出雲ぜんざいの魅力の一つだと思います。もちもちとした食感が小豆の滑らかさと対照的で、食べる楽しさを増してくれます。驚いたことに、お餅の食感が赤と白で全く違うことでした。赤餅はツルツルとした食感で、白餅はもち米のつぶつぶが分かる食感でした。
この２つのお餅と小豆を一緒に食べることで、食感のバリエーションが増し、食べ応えが感じられます。
また、小豆や餅米やあらめ（昆布科の海藻）は島根県出雲市産が使われています。出雲ぜんざいはただの甘味ではなく、食べること自体が出雲地方との繋がりを感じさせてくれる素晴らしいデザートだと思いました。
そして、お餅と小豆の温かさが身体の芯まで伝わり、ほっとした気持ちになります。食べるだけでなく、心も温まるような一品でした。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。