ザッハトルテ
洋菓子マウンテン×CELLAR DE CHOCOLAT by Naomi Mizuno
世界的ショコラティエが作る、チョコレート感満載のザッハトルテ!
今年も残りあと2ヶ月と、冬の始まりを感じさせる季節となりました。チョコレートのお菓子が美味しくいただける時期ですね。特に、クリスマスや年末年始にかけて人が集まる時には、ホールサイズの大きなものを切り分けて皆で食べるのが楽しく、ちょっと贅沢な気持ちが味わえます。
このザッハトルテも、そんな時にお勧めしたいお菓子です。
ザッハトルテと言えば、伝統的なウィーン菓子として知られ、ザッハマッセというバターやチョコレートがたっぷり入った生地に、杏ジャムを塗ってから、ザッハグラズィールという独特のシャリッとした上掛けをかけて作るもの。これは、シロップとチョコレートを一緒に煮詰めたもので、甘さもしっかりありますが、だからこそ杏ジャムの酸味がバランスよく利いて、ずっしりとしたチョコレート感が楽しめるお菓子です。
それに対して、こちらのザッハトルテは、チョコレートを練り込んだ生地の表面に杏ジャムを塗った後、上掛けにしているのは、なめらかな質感のよりシンプルなチョココーティング。中の生地も決して重たくなく、チョコチップがたっぷり練り込まれていて、ザクザクした歯応えが印象的。さらに、3層にカットされて杏ジャムが2層サンドされ、チョコレートの豊かな味わいに酸味のアクセントを添えています。
さらに、上にのせられた飾りのチョコレートプレートには、カカオ豆が中に入っているカカオの果実「カカオポッド」をデザイン化したものが描かれ、全体的によりチョコレートらしさが強調された、オリジナリティあるザッハトルテとなっています。
それもそのはず。このザッハトルテの作り手である水野直己シェフは、チョコレートの世界大会である「ワールドチョコレートマスターズ」で、2007年に日本人として初めて優勝した方。世界に名だたるチョコレートのスペシャリストなのです。
大会出場当時は、東京の製菓学校で教鞭を取っていらっしゃいましたが、その後、ご実家の「洋菓子マウンテン」のある京都・福知山に戻られ、菓子職人の大先輩であるお父様と共に新たなスタートを踏み出されました。
私も、何度かお店を訪れましたが、そんな折、2013年、2014年と2年連続で起きた豪雨による浸水災害で、しばらく店舗を休業せざるを得なかったのです。ようやく昨年末からウェブショップにて、さらに2015年6月から仮店舗での販売を再開され、水野シェフのお菓子を再び購入できるようになったのが嬉しい!
バレンタイン時期には、毎年大人気のボンボンショコラも登場しますが、その前にぜひ、ショコラティエにしてパティシエである水野シェフが提案するザッハトルテをお試しあれ。
2016年夏には新たな場所にて新店舗をオープン予定とのこと。これからも、地元の福知山の方々に愛され、遠方からもファンが訪れる素敵なお店であってくださることでしょう
更新日:2015年11月06日
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