紀州南高梅ひつまぶし(2食入)
太田うなぎ店
創業80年の老舗鰻屋と梅農家がコラボして完成させた、3種類の紀州南高梅を使ったひつまぶしセット。鰻と梅干しが食べ合わせが悪いと言われていますが、梅のクエン酸は鰻の消化を助け、脂がのった鰻とさっぱりとした梅干しの味わいは好相性です。
鰻×梅干し、禁断の組み合わせが最高の組み合わせに
コロナ禍で外出を控え、毎日を失礼で過ごしていたさなか、和歌山県田辺市から届いたのが、この「紀州南高梅ひつまぶし」のセット。
本来、初夏は第二の故郷として通っている田辺市を訪れ、地元の皆さんと一緒に朝市に参加する予定でした。それが中止になったことで、がっくり肩を落としていたところ、親しくしている田辺の方が、「新しい田辺みやげを味わって、元気を出してください」と、わざわざ送ってくださったのです。
商品化を手がけたのは、城下町・田辺市で80年以上続く老舗鰻屋「太田うなぎ店」。
紀州和歌山は日本一の梅の産地としておなじみですが、江戸時代から鰻と梅干しは食べ合わせが悪いと伝えられてきたため、「鰻と梅の相性の良さを証明しよう」と、地元の梅農家とタッグを組みました。
なぜなら、鰻と梅干しが食べ合わせが悪いというのは医学的な根拠がなく、梅のクエン酸は鰻の消化を助けるため、むしろ脂がのった鰻と梅干しは好相性なのだそう。
鰻と梅が禁断の組み合わせという説は、後味がさっぱりとする梅と合わせることで、高価な鰻の食が進むことを避けるために伝えられた迷信かもしれないと教えられてびっくりしました。
セットに入っているのは、国産鰻、特製だし、のり、わさび。それから、果肉が厚くて柔らかい、紀州南高梅を使った、かつお梅、こんぶ梅、しそ漬け梅。
1杯目は、ごはんにかつお梅と鰻をのせて「かつお梅鰻丼」に。2杯目は、そこにわさびとのりを合わせて。3杯目は、鰻の骨からとった特製だしで「鰻茶漬け」として。4杯目は、昆布梅を加えて「昆布梅の鰻梅茶漬け」で。最後に、しそ漬けのピューレを自分の好みで足せば、5回に渡り味の変化を楽しめます。
それまでの禁断の組み合わせは、最高の組み合わせに塗り替えられ、食卓も大盛り上がり。ごはんがなくなるのがもったいなくて、最後まで大事にいただきました。
ちょっと特別な気分で自宅で味わうのはもちろんのこと、贈りものとしても確実に喜ばれる贅沢なセットです。
更新日:2020年08月27日
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