岡山県に位置する丸本酒造は、蔵元自らが原料米をすべて自社栽培・自社精米して酒造りを行っています。その丸本酒造が農薬及び化学肥料を使わないオーガニックのお米で造った日本酒です。複雑な旨みが絡まりあいながらも、すっきりした後味の呑み心地が人気です。
世界三大オーガニック認証を取得した、味わい豊かな日本酒!
日本酒は、普通、農家さんが酒米を作り、酒蔵が農家さんから米を買い、お酒を造ります。しかし、中には米作りもし、酒も醸す、テロワールに挑戦する蔵もあるのですよ。
その代表格が、岡山県に位置する丸本酒造。ここは、自らを「農産酒蔵」と称し、全国に先駆けて、1987年より「キング・オブ 酒米」と呼ばれる「山田錦」の自家栽培を開始。今では原料米の全量自社栽培・自社精米をしている、今最も注目されている酒蔵です。
その丸本酒造のお酒の中から、今回オススメするのは、「かもみどり 純米吟醸 オーガニック」。
日本の有機JASとアメリカのNOP認証、またオーガニックの商品の普及が最も進んでいるEUの認証という、世界の三大オーガニック認証を取得している丸本酒造の、自社栽培有機米を100%使用した、オーガニック日本酒の本格派。
農薬及び化学肥料を使わないオーガニックのお米は、生命力が強く、味わいも豊か。そんなお米で醸したこのお酒は、ほんのりお米を炊いたような、また自然の緑を感じさせるようなしっとりとした香りがあり、その複雑な旨みが何層にも絡まりあいながらも、後味はすっきり切れていく。けして派手さはなく、自然の恵みを感じられる味わいは、優しく身体にしみわたる……。
美味しい……。思わず心の声が出ちゃう。大地の恵みに感謝できる、こういうお酒こそが本当に美味しいのだと、心から思う。
今、丸本酒造のように、テロワール酒蔵は増えつつあり、日本酒の1つのトレンドになりつつあります。なぜ、酒蔵が農業もするのでしょうか?
日本酒は今、世界へ羽ばたこうとしています。世界のスタンダードのお酒であるワインはブドウ畑をバックに、農業や自然を語り、その素晴らしさを伝えている。グローバルな視点に立つと、日本酒も、造りだけではなく、米作りから語れないと、世界の人々には訴えていけない。
それをリードする丸本酒造の、オーガニックのお酒。我々も、これを飲みながら、農業を語り、オーガニックを語り合いましょう。是非、ご賞味ください!!
更新日:2019年09月17日
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