ミンチカツ＆ハンバーグ
池口精肉店

【商品到着】
指定日時通り、冷凍配送で無事到着。
Ｗ幅２１×Ｄ奥行き１６×Ｈ高さ８cm程の大きさで、店名ロゴが印刷された白い包装紙に包まれています。重くはないです。
包装紙を剥がすと、段ボール調の箱が登場。

【わくわくしながら箱を開けると…】
ドドーン。待ちに待ったミンチカツ＆ハンバーグの登場です。箱いっぱいに敷き詰められています。
箱の左側に個包装のハンバーグ３個、右側にミンチカツ５個入りパック。池口精肉店さんの商品紹介小冊子と、冷凍商品の揚げ方が記載された紙が同封されています。

【いざ調理・実食へ①ミンチカツ編】
同封されていた紙を参考に調理へ。冷凍状態での揚げ方も記載されていますが、解凍状態だと１度に多く揚げる事が出来ると記載されていたので我が家では解凍してから一遍に揚げる事にしました。
パックに入っている状態だと把握しづらかったミンチカツの大きさ、取り出すと案外大きい。小皿程の大きさ。紙を参考に約５分程揚げて、お皿に盛り付けます。素敵なきつね色。この段階では一般的な揚げ物の香りしかしません。

ナイフで半分に切ると、急に食欲をそそるお肉の良い香りが鼻をかすめます。これが黒毛和牛の香りなのか。日常ではなかなか嗅ぐ事が出来ない、濃厚そうなお肉の香り。涎が出ます。
まずは一口。この一口目から驚きました。カリッカリサクッサクの衣。おかきでも食べているのかと勘違いする程の食感。咀嚼音が耳に響きます。この衣の食感は自家製の揚げ物では到底不可能。ただ紙を参考に揚げただけなのに、この衣の香ばしさは凄い。それなのに、しつこくない油。不思議です。
衣の食感に驚いた0.1秒後、お肉の甘味が口いっぱいに広がります。「甘い～何これ、甘い！」
お肉ってこんなに甘かったっけ...。この甘味こそが、赤身と脂が絶妙なバランスの黒毛和牛ならではなのでしょうか。程良い肉汁とほんのり舌で感じるスパイシー感、そして口いっぱいに広がる衣＋お肉のジューシー感。驚きの連続です。

一般的なミンチカツは衣の存在感が弱くお肉の味のみで美味しさを判断しがちですが、このミンチカツは衣だけでも最高級。それに加えてお肉の甘味や旨味も最高級で日本一納得の味。自家製のミンチカツと比較してはいけません。このレベルは一般家庭では絶対的に出せない味付けです。スパイシー感は決して強くはないので、刺激物が苦手な方にもお勧め。

【いざ調理・実食へ②ハンバーグ編】
同封されていた紙にはハンバーグの焼き方が記載されていなかった為、店舗公式HPにて検索。しばらく検索すると「ハンバーグステーキのおいしい焼き方」が紹介されているページに辿り着いたので、それを参考に油を引かず冷凍のまま焼いてみました。
蓋をして数分後、既に肉汁が出てお肉の良い香りが。頃合いを見てひっくり返し、約２０分程じっくり焼きます。そろそろかなとフライパンを覗くと、フライパンいっぱいに溢れ出る肉汁とキッチンに充満するお肉の良い香りに頭がクラクラ。肉汁でパンッパンに膨れ上がったハンバーグの出来上がりです。

お皿に盛り付けナイフを入れようとすると、「ん？固い？失敗した？」
不安に思いながらもグッとナイフを入れると、ぶしゃ～っと肉汁が飛び出てきます。これにはもう、ね。どれだけ肉汁が詰まっているの？
この溢れ出た肉汁勿体無いなと思いつつ、何も付けずにいただきます。「んんん～美味しい！」
とりあえず肉、肉、肉。肉の主張が凄い、肉感を感じる歯応えが、凄い。一口食べて分かりました。固いのではなく、弾力が凄いという事を。パンッパンに膨れ上がったハンバーグの弾力が凄い。表面の弾力さとは打って変わって、黒毛和牛と国産豚がぎっしり敷き詰められた中身はふんわり。この食感のギャップがたまらない。食べていて「面白い」。これが黒毛和牛の力か…。
口に入れる度に、お肉の良い香りが鼻を駆け抜けていきます。お肉の程良い甘味としっかりとした旨味、独特のムチムチ感。あ～最高の気分。
岩塩の風味もしっかり感じる事が出来ます。記載通りに塩を一振りしてみますが、塩が無くてもお肉の味付けがしっかりしているのでそのままでも十分です。一般的なソースは全く必要無し。付けたらむしろ素材の味を楽しめなくなるかと。

ハンバーグではありますが「ステーキ」とも名付いているのは、一般的なハンバーグよりも表面のしっかりとした弾力さ・歯応えからでしょう。表面の弾力さ・歯応え・中身の柔らかさ・ジューシーさ全てを兼ね揃えたハンバーグ界の申し子。圧巻です。

【食べてから、その後】
ミンチカツもハンバーグも、お肉の程良い旨味や残り香が口に残ります。決して不快ではありません。この口に残る程良い旨味と残り香こそが「本当に美味しいお肉を食べたんだな」という余韻に浸らせてくれます。どちらかと言うと両者共おかずとしては重い分類に入るとは思いますが、不思議な事に胃もたれはしません。上質な素材のお陰でしょうか。両者共、自家製では引き出せない味付け且つ胃もたれもしないので、老若男女誰にでもお勧め出来ると思います。どんな家庭でも気軽に日本一の味を堪能する事が出来る世の中に感謝。これだけ素材・黒毛和牛の味を堪能出来るなら、一切調味料を使用せず、ゆっくり噛み締めて味わって欲しい。日本一の味は、家庭にも届きます。

同封されていた紙には、ミンチカツの揚げ方は記載されていましたがハンバーグの焼き方は記載されていませんでした。ハンバーグの美味しい焼き方はオンラインショップではなく店舗公式HPに辿り着かないと見る事が出来なかったので、セット商品ならばハンバーグの焼き方も紙に記載されていた方が助かるかと思います。