黒千石特選セット
黒千石事業協同組合

黒千石大豆は今回初めて聞きましたが、北海道の原種で長い歴史のある大豆と知り、到着を心待ちにしていました。
箱を開けると、バラエティ豊かに５種８個の商品が隙間なく詰まっており、どの商品もたっぷり量があるのでいろんな食べ方でお試しできます。

まずは「黒千石ドライパック」。
袋を開けてお皿に出すと、小ぶりでツヤのある茶黒の豆の登場です。これがまぼろしの黒千石！早速食べてみると、しっとりしていて柔らかく、小豆のような風味が楽しめます。味付けしていないのに不思議と塩茹でしたかのようなほのかな塩味を感じ、黒千石自体の旨みに満足感が得られるので、小腹満たしのおやつにもお薦めです。このホクホク感やフレッシュな豆の風味は、ドライフルーツやナッツなど他のヘルシー系おやつにはない魅力ですね。甘納豆のように砂糖コーティングされていないので、手もべたつかず食べやすいのもうれしいです。
そのまま食べるのはもちろん、ごはんにのせれば流行りの雑穀米のような感覚で頂けますし、サラダのトッピングなどお料理に使っても黒色が映えて素敵です。

続いて「黒千石フレーク」。
蒸した黒千石をプレスして焼き上げたフレークということで、黒千石の美味しさがギュッと凝縮した濃厚な味わいです。フレーク自体に味付けされてないので、バニラアイスやヨーグルトにトッピングしてもしつこくなく、香ばしくパリパリとした食感がアクセントになり次々食べてしまいます。チャック付きなので、食べたいときに食べたい分だけ頂けるのも嬉しいです。

次は「黒千石きなこ」。
袋から出すと黒い皮の粉が含まれていて、見た目からも黒千石を丸ごときな粉にしていることが分かります。ブラックコーヒーにきなこだけ入れて飲んでみたところ、苦味がまろやかになり、砂糖を入れていないのにほんのり甘くきなこの風味が広がり、普段は少し苦手なブラックコーヒーが飲みやすく感じました。お味噌汁やお餅など料理にも使えますが、コーヒーやココア、ホットミルクなどドリンクに加えて手軽に栄養が摂れるのがうれしいですね。

次は「黒千石大豆」。
真空パックでたっぷり500g入っているので、何度かに分けていろんな楽しみ方ができます。黒千石ごはんを炊く場合は一晩水につける必要がありますが、お茶ならフライパンで10分程度弱火で煎れば頂くことができます。出来上がったお茶は想像以上に香ばしく豊かな風味にびっくりしました。お湯を切った後の豆に、シンプルに塩を振ったものも素朴で飽きのこない美味しさが楽しめます。

最後に「黒千石どん」。
見た目は「黒千石大豆」に似ていますが、こちらはポン菓子のように加工してあるので、水に浸けなくてもすぐ豆ごはんが炊けるということで早速作ってみました。炊飯器を開けると香ばしい香りが広がり、食べてみると豆のやさしい甘さと風味が楽しめる上品な味わいでした。これからの行楽シーズン、おにぎりにしても可愛らしいですね。下準備なく、炊飯器に入れるだけでおいしい豆ご飯が食べられるのは忙しい日に助かります。もちろんそのままポリポリ食べられるので、お茶請けやサラダのトッピングにもお薦めです。

黒千石をたっぷり楽しめるセットなので、豆好きの方や健康志向の方にぜひ知って頂きたい商品ですし、自宅用にもまたお取り寄せしたくなりました。