ボワット・ア・ビスキュイ
フレデリック・カッセル

世界のスイーツファンを魅了するパティシエ協会「ルレ・デセール」の会長として、その名をとどろかせているフレデリック・カッセル氏。私も大ファンで、氏のレシピ本を買って研究しているのですが、今回手土産にぴったりなビスケットに出会って感動しました。

まず、目をひいたのが可愛らしいアルミ缶。どことなく懐かしい雰囲気ながら、キュートな装いです。なんと、このイラストは氏の息子さんたちをイメージしたのだそう。高級感があるリボンもとっておき感があっていいですね。わくわくしながら缶をあけると、中にはぎっしりとビスケットが。こちらは、ビスケットの上にダークショコラとミルクショコラ、2枚ひと組の組合せです。1箱16枚入りなので、計袋が8セット。

お皿に出してみると、ショコラの厚さにびっくり！割合は1対1くらいです。思わず手が伸びるプリントも素敵。口に入れるとサクッとしたビスケットの食感とともに、パリっとした濃厚なショコラの味わいがいっぱいに広がります。ショコラはビスケットにぴったりとくっついているのではなく、のっているイメージ。だからこそ、ショコラの食感が楽しめるんですね。風味が際立つフランス産小麦の生地には、日本産のバターを使用したのだとか。軽い食感だけれど、お味は濃厚なんです。

ミルクショコラはなめらかな甘さ、ダークショコラはキリッとした味わいで、それぞれ個性が楽しめるのも特徴の一つ。はじめ、2枚じゃ足りなさそう・・・なんて思っていたのですが、しっかりとした味わいで2枚でも大満足。中でもショコラを食べた！という感じがすごかったです。

賞味期限は普通のビスケットよりも短めかもしれませんが、食感や素材にこだわっているからこそだと思います。スイーツが大好きで、いろいろ食べてきましたがこちらのボアット・ア・ビスキュイは記憶に残る味わい。甘いものが大好きな方にも必ず満足していただける、素敵なギフトだと思いました。

2枚1組ではなく、1枚ずつの個包装のほうが気軽に食べられるのかな？とも思いました。