栗のテリーヌ
足立音衛門

冷蔵便で指定の時間に届きました。

箱の中にはパウンドケーキと、栗のテリーヌの商品説明や足立音右衛門様の様々なお菓子パンフレットが入っていました。手配された担当者の方のお名前が入ったりと、細かな心遣いが素晴らしいです。
ケーキのパッケージは高級感があり、お洒落な巻物のようです。

ケーキを持ってみると、ずっしり！！
『重っ！』て言ってしまいました笑
持ってるだけでなんだか嬉しくなる、幸せな重みってまさにこのことです。

カットしてみると、断面に驚きます。
大きな栗がゴロゴロとふんだんに入っており、
ケーキ部分よりも栗の方が本当に面積が大きいという事実確認が、しっかり出来ました！笑

包を開け鼻を近づけると、ふわっ〜と洋酒の香り。
焼成後に洋酒を吹き付けられているとのことで、ほのかなお酒の香りに心が落ち着きます。

パウンドケーキ生地を頂いてみると、とってもしっとり。そして、バターの風味が口に広がります。
和三盆糖や蜂蜜を使用されているので、甘みが強すぎず、上品な甘味という表現が合っているかなぁと思います。
生地自体には洋酒感はあまり感じませんでしたので、お酒が苦手な方や、お子様でも気にせずいただけるかと思います。

そして、栗の部分をパクリと。
イメージとして、マロングラッセのような甘みを想像していました。
が、すっかり覆されました。
甘露煮としての甘みは、とても控えめに仕立てられており、和栗・ヨーロッパ栗・アンデス栗と、3種類それぞれ異なる栗の風味や食感、味わいの違いが素人でも分かります。
それぞれの栗本来のポテンシャルを上手に生かされている製法に驚きです。付属されているパンフレットにも、『それぞれ仕上げの糖度を変えて、自然の栗の味わいもできる限り残したものを使用しています』とあり、納得。
栗の違いを楽しんでる間にぺろっと一切れ食べ終わり、『飽きがこないスイーツ』とはまさにこのことかぁ！、と感動させて頂きました。

和と洋菓子の原材料が合わさっているので、
飲み物は、コーヒー紅茶、緑茶、ほうじ茶等、様々なものとの相性が良いかと思いました。
私は煎茶を入れていただきましたが、そりゃもう抜群に合います。お抹茶と共に、ケーキとお茶それぞれの風味を感じながらいただくのも、オツかと思います。

ご褒美スイーツとして、今後自分用に購入したいなぁと考えております＾＾
また、栗好きの方への贈り物としてはもちろん最高ですし、贅沢な一品なので、目上の方やご親族への贈り物としても喜ばれるかと思いました。

見た目は大胆でありながら、味わいは細部まで緻密にこだわられている『栗のテリーヌ』。
驚きと感動を味わえる一品です＾＾

袋からケーキを取り出す際に、ケーキ部分がポロッと崩れてしまいました。それだけ柔らかくしっとりしているのだと思いますので、全然構わないのですが、『崩れた！』と叫んでしまいました。笑