スイートマロン粋（いき）
MONDIAL KAFFEE328（モンディアル）

まず、冷蔵便なのかなと思いきや、普通便で届きました（6月下旬～10月上旬までは冷蔵便のようです）。
商品は茶色いダンボールの中に、クッション材に巻かれて入っていました。一緒にショップカードや商品の案内等も同封されていました。
ダンボールを開けると、都会的でセンスの良いイラストが描かれた白い化粧箱が入っており、このセンスの良さに1度めのテンションアップ↑。
箱だけでも他に活用できる素敵なデザインです。

箱の蓋を開け、パラフィン紙を外すと、透明のビニールパッケージに入ったぎっしり栗が目に飛び込み、2度目のテンションアップ↑↑
栗好きにはたまりません。商品案内に、冷蔵庫から出して1時間ほど常温に置いた方がよいとありましたが、待ちきれず、いきなり入刀！
ケーキ表面の栗に合わせ、まずは栗2個分のサイズにカット。残りは冷蔵庫へ。カットした断面をしげしげと眺めながら、「小麦粉が入っていないというこのケーキ、栗の下は栗のペーストと卵とバターとお砂糖だけ？」と思いながら、もう一度原材料を確かめると、くず粉とありました。

では、いざ実食です！栗と、その下のペースト部分を一緒に口に運びます。高級な国産栗とそのペースト生地との絶妙なハーモニーに思わず「うまっ！」と呟き、3度目のテンションアップ↑↑↑。次に栗の甘露煮だけを頂いてみます。お口の中でほろりとほどけるような質感と風味がたまりません。国産栗の素材の美味しさをダイレクトに感じます。そして、下のペースト部分。「なるほど、くず粉ね…。だからぼそぼそ感がないのね」と納得し、濃厚なバターの風味、きび砂糖の上品で優しい甘さを感じつつ、滑らかな食感に技術の高さを感じました。表面の栗のほくほく感と下のペーストの滑らかさが一体となり、お口の中は幸せで溢れました。それぞれを生かす黄金比率を追及してできた商品であることを実感しました。

因みに、次の日に冷蔵庫から出したものを、すぐに切り分けて食べてみると、常温時より甘さ控えめになり、硬さは少し硬めですがしっとりとして食感でした。
これを白ワインに合わせたことろ、ぴったり。素敵なマリアージュになりました。常温で紅茶やコーヒーに、冷やしてワインのお供に。1本で2通りの楽しみ方ができると思います。

また、小麦粉を使用していないため、カロリーも他のスイーツに比べ控えめで、また、一切添加物を使用していないというのも、素晴らしいと思います。
ショップさんの栗へのこだわりと愛情がダイレクトに伝わってきた逸品でした。さすが、ベストお取り寄せ大賞銀賞の実力に脱帽です。ご馳走様でした。

①せっかくセンスある素敵なパッケージなのに、茶色のダンボール箱に入っていたのが少し残念。もう少しコンパクトでおしゃれなものだと満点だと思います。②ネーミングについて
スイートマロンというネーミングからスイートポテトの栗版を想像しましたが、良い意味で全く違うものだと思います。スイートポテトよりずっと高級で上品な味わいなので、他にもっとぴったりのネーミングがあればと思います。