スィートポテト べにあかくん 12個入(化粧箱)
川越菓匠　くらづくり本舗

バターの重厚な風味と生クリームのコク深さと白餡の爽やかな甘みが、さつまいもの旨みをがっちりとサポートしていて、素材の良さと仕事の丁寧さが強く感じられるお菓子でした。
和菓子と洋菓子の良い所を濃縮したような、新しいさつまいもスイーツのように感じました。

特に滑らかな口どけが印象的で、普段スイートポテトを食べたときに口に残るねっちりざらざらした感じが全くなく、しっとりほっくりふわっと美味しさの余韻だけが漂い、ほんわかと幸福感に包まれました。

常温で美味しくいただいた後は、冷やした場合と温めた場合で食べ比べました。

冷やした場合は、冷蔵庫で1時間というのが最もさつまいもの旨みを感じられつつさっぱりと楽しめて美味しく感じられました。それ以上だと少しバターや生クリームの奥行きの存在感が薄まる気がしました。冷凍庫で凍らすのはアイスのようで美味しかったけれど別物のようになったので本商品独特の口どけと風味を味わうには冷蔵庫が良いように思いました。

温めた場合は、600w20秒が最も香りが引き立ちしっとりした口どけに心を奪われました。さつまいもがここまで美味しくなるのかと感激して、さつまいもの限界突破の瞬間に立ち会えた喜びに全身が震えました。

合わせる飲み物は、日本茶、紅茶、コーヒー、日本酒、ワインでそれぞれ冷やした場合と温めた場合で比較して審査しました。

冷やした本商品には温かな日本茶が最も良く合いました。さっぱりした美味しさが引き立ちました。
温めた本商品にはブラックのホットコーヒーが最も良く合いました。バターや生クリームの濃厚さをどっしりと受け止めてくれるような存在としてコーヒーが大活躍しました。
紅茶も合いましたが、白餡の爽やかな甘味を楽しむには僅差でコーヒーでした。

日本酒だとさつまいもの和の要素が一気に引き立ち、和食フルコースの最後のデザートととしていただくような気分になりました。

ワインだと反対に洋の要素が一気に引き立ち、バターと生クリームの風味とあいまって、ついすいすい飲み進んでしまいそうな魅惑のスイーツになりました。


個包装でひとつひとつ可愛らしい袋に入っているので、つい勢いでパクパク食べ過ぎるということがなく、大切な一粒をゆっくり味わうことができます。お菓子そのものだけでなく包装もお話のタネになりそうなので贈り物にも良いなと感じました。

今までよくスイートポテトを食べてきて慣れている人でも、本商品には新鮮な驚きと美味しさの感動に包まれること必須だと思います。さつまいもがここまで美味しくなるのかと感激しました。さつまいもが大好きでよくさつまいもスイーツを食べ慣れている人や、贈り物スイーツに慣れている人にこそ、ぜひ食べてみてほしい商品です。

賞味期限シールが外側の包装紙に貼ってあるので、剥がして捨ててから「あれ？」となるかなと思いました。