丹波栗の慶希
慶希処みおや

HPを拝見して「ケーキにこの値段は高すぎる‥」というややネガティブな第一印象は、実際にいただいて、「ハレの日にふさわしい、納得のお品だ」という驚きに変わりました。

ただ高級感を打ち出したような気取った「ケーキ」ではなく、食材や製法にこだわってできた「慶希」です。

まず、箱を開けた瞬間、艶々とした栗の美しさに圧倒されます。
カットすると、しっとりとした生地の断面には蜜芋とブルーベリーがちりばめられており、ひと切れがずっしりと重みがあります。フワフワではなくしっとり、まさに「和」のパウンドケーキです。
木箱に入ったお菓子は「高級感を醸し出すための木箱であって、紙箱でもいいのでは？」というお品も世の中には存在しますが、この慶希は、美味しさを引き出すために必要不可欠なアイテムです。同封のリーフレットによると、木箱でじっくり焼き上げることで、しっとりとした美味しさを実現できるとのこと。
また、木箱は組み木のような構成で切り分けた後にコンパクトに処分できる点も非常に好印象です。

一口ずつ、大切に味わいました。
リーフレットに「天恵食材」とありましたが、まさに天の恵みの慶希です。
味わいながら、天の恵みに感謝すること
美味しいものをいただくとこの上なく幸せになること
そんな当たり前のことをしみじみと考えさせられました。

大切な方に贈りたい
大切な方と一緒にいただきたい
特別な「慶希」です。