いち氷 氷苺削り
いちご屋 燦燦園

楽しみにしていた苺のスイーツはお店オリジナルのダンボールに入って届きました。冷凍便でサイズは32×22.5×13.5cm。白地の箱に店名の「燦燦園」が可愛くデザインされていて、これが苺を思わせる赤色なところもイイですね。

蓋を開けると、ジャムとコンデンスミルクがまず目に入って、その下の緩衝材の袋の中には台座にすっぽりと納まって固定された「いち氷」が６個。

容器に貼られたシールがキュート！このキャラクターが愛らしいの。「完熟いちごを丸ごと削った」という文字にも期待がふくらんで、１個がけっこう大きいのも嬉しいですね。蓋を含む容器の高さは9ｃｍありますよ。

この蓋を開けようとして驚いたのは、苺の香りが豊かなこと！隙間からちょっと漏れただけなのに、これがスゴイ！冷凍されている苺がこんなに香るの？！とビックリ。生の苺はこれ以上に香ってたハズ・・と思うと、苺好きとしてはそちらも気になって食べてみたくなるほど。

「いち氷」はかき氷の氷部分が全部いちごで、水や氷は不使用なんです。まず苺だけを食べてみたら、甘酸っぱくてシャリシャリ。口の中いっぱいに香りが広がって、苺の味も濃い！

このままでも美味しいけれど、付属のコンデンスミルクをたら～り、さらに苺ジャムをとろ～りとかけて出来上がり！

初めは混ぜずにスプーンですくって食べてみたのだけど「よく混ぜると美味しい」とあったのでやってみると・・。

冷凍苺＋コンデンスミルク＋ジャムと聞くと、ちょっと味が想像できるでしょ。でも違うの。混ぜて食べてみたら、想像したものとは違って、グンとその上を行くスイーツが誕生したので、またビックリ！

かき氷ともアイスともソルベとも違っていて、これが美味しいったら！シャリシャリだった苺にとろりとしたナマ感が戻って、素材を活かして自然な甘さに作られたジャムによって、苺の魅力がさらにプラスされて芳醇～。これにミルキーな味わいのコンデンスミルクが合わないはずがない！この三位一体が生み出すハーモニーが最高なんですよ。

「いち氷」は東北一の苺の産地、山元町の「ブランド認証」商品で、復興庁による「世界にも通用する究極のお土産」認定のノミネートもされています。

美味しいものを食べると人は幸せな気持ちになるし、元気も出てくるので、東北を元気にする逸品としてももっと知られてほしい。全国にも広がっていくといいなと、実際に食べてみて感じました。

完熟苺の味わいが◎で、苺のない季節にもたっぷりとその味わいを楽しめるひんやりスイーツ！贈り物としてもおすすめです。

賞味期限は「1.11.9」と表記がありましたが、右から読むのか、左から読むのか？少し考えて「あ・・、令和１年ってことか」と思いました。「令和」を付け加えるか、「2019.11.9」とするのが親切だと思います。