雲丹ひしお 小瓶
若狭小浜 丸海

緩衝材で梱包され、指定日時通り到着しました。
スリムなガラス瓶に「雲丹醤」の高級感漂うラベルが貼られ、瓶の中身の色からも雲丹がたっぷり使われていることが伝わってきます。原材料を見ると「うに、砂糖、食塩、玉葱」など極めてシンプルな材料で作られており、雲丹ペーストなどではなく雲丹そのものを使った大変贅沢な調味料であることがわかります。
瓶の蓋を開けてお皿に出し、そのまま一口頂いてみると想像以上に雲丹そのもの！
雲丹ならではの濃厚なコクと旨みが口いっぱいに広がり、雲丹の魅力が凝縮したようなリッチな味わいです。
生でも食べられる新鮮な雲丹を使っているので、風味豊かですが生臭い感じはなく、雲丹を食べたことのないお子さんなども食べやすいと思います。
市販の雲丹加工品は雲丹感が物足りなかったり、雲丹の旨みより塩分が勝ってしまっていると感じるものが多い中、こちらは雲丹本来のコクや甘みまでちゃんと感じられ、なかなか手が出せない高級食材雲丹を思う存分楽しめます。
これ１本で味が完成しているので、刺身醤油にしたり冷奴にかけたりとシンプルにそのまま使うのはもちろん、熟成した深みのある味わいは料理の隠し味にも使い勝手がいいですね。
お吸い物や煮物、炒め物など、いつもの家庭料理に少し加えるだけで旨みがぐっと増し、料理の時短にも助かります。
さらっとしていて雲丹加工品にありがちな変な苦味もないので、和洋中いろんな料理に合わせやすく、レシピの幅も広がりますね。

今回はレシピ集で紹介されていたパスタを作ってみましたが、茹でたパスタに雲丹醤を絡めるだけでレストランで頂くような雲丹パスタが完成し、他に何も調味料を使っていないとは思えない奥深い味わいのソースに仕上がりました。
鼻に抜ける雲丹の香りも本物の雲丹そのもので、お店でないと味わえないと思っていた本格的な雲丹パスタを自宅で手軽に調理できるのはうれしいです。
いつも食べている卵かけごはんも、雲丹醤をかけるとよそ行きのお味になり、醤油を少したらせば更に雲丹の旨みが際立ち飽きの来ない味わいが楽しめました。
これからの暑くなる季節、そうめんが続いて飽きてしまったときのマンネリ解消にももってこいですね。

最初見たときはスリムな瓶で量が少ないかなと思いましたが、使ってみると少量でもコクと旨みが増すので一度にたくさん使う必要がなく、思った以上にたっぷり楽しむことができます。
日常のプチ贅沢として自宅用にお取り寄せするのはもちろん、一口で「これは良いものだ」と分かるので贈り物にもお薦めです。
冷蔵庫を開けると雲丹が楽しめるなんて、憧れの雲丹を身近に感じられる素敵な商品だと思います！

注ぎ口が大きくどばっと出てしまうので、小さな穴から少しずつ出すことができると量が調整しやすくて助かります。