今春。東京近辺では、もう桜は終わり。
そこで、その前に。 ランチを兼ねてお花見とあいなりました。
場所は中目黒。 その駅近くの目黒川沿いは 東京の桜の名所の一つですが、 なかなかon timeに訪れるチャンスもなくて、 今年はラッキー!
ランチは、 和菓子屋「HIGASHIYA」さん二階茶房の、 窓の外の満開の桜を愛でながら。

お昼はすべて懐石風。

鰆の西京焼、京人参、竹の子の炊きもの、などなど。

それらを品の良い檜のお弁当箱に詰め、 別に炊き込みご飯、 そして、大皿に彩りよく盛られたお新香が数種。

昼懐石のセッにはありませんが、食後に生菓子を。もちろん選んだのは、こし餡の桜餅。

目が喜ぶお花見ランチ、また来年も行きたいです。

明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いします!
実は年末、ここに書きたかったネタ(笑)がたんまりあったのですが、アップし損ねてしまってかなり残念(PLAY BACK特集ということで、折を見てアップしますね〜)な私でした。
今年は心を入れ替えて、さくさくっとブログを書くことをここに宣言したいと思います。今年も一年、どうかよろしくお付き合いのほどを♪
さて、新年最初は我が家の元旦風景をちょこっと。
大晦日、嵐のような勢いで作ったおせちでお祝いしました!

栗きんとんは、徳島産の鳴門金時さんをふかして、くちなしの実で色よく。 なますは、こんな時くらいしかしない「なます切り」を思い出しつつタタタ…と。
たたき牛蒡は、下茹ではキレイだったのに、なぜか出来上がりが真っ黒け。これは来年の課題(笑)。 黒豆。今年は丹波産の大粒を買ったので大事に水加減のお守りをしたら、ふっくら改心の出来。やったー! ブリの照焼きも、ジュジュジュ〜とフライパンでスピード調理。
煮しめもなんとか。

クワイは素揚げしてダシで煮浸しに。 八ツ頭も不恰好だけどなんとか切り分け。 しいたけ、筍、れんこん、飾り切りしたにんじんも、かつおダシをきかせて。
これらおせち料理を、結婚したときに義母から譲り受けたおばあちゃん譲りのお重に詰めてっと。 このお重。年季物ゆえ、カドの漆がハゲハゲなのですが、今年こそは塗りなおしに出そうと思いつつまた今年も使ってしまいました。反省。 最後に、大晦日からみりんに漬けておいたお屠蘇を小さなグラスにつぎ、お雑煮を用意して。
いっただきまーす!
お雑煮は地方色が色濃く出るといわれますが、我が家の場合。。。
私は東京生まれの東京育ち、夫は片親が関西出身ということもあって関西風希望。 なので、汁は関西風にかつおダシベースに白しょうゆであっさり仕立て、 具は、東京風のミツバと鶏ムネ肉。 それに刻みユズをハラリとのせて、出来上がりです。
この刻みユズ。 お椀のふたをとると、ふわ〜っと清冽な薫りが立ち上って。 この薫りをかぐと、新年だな〜っていっつも感激します。

来年は、蒲鉾と伊達巻作りも挑戦ようと思った今年の元旦デシタ。
ちょこ、と書いたからといって、チョコレートのお話ではありません! 本当にちょこっとだけ温泉に行ってきました。場所は伊豆の山の中…。
この夏以降、少々仕事が立て込んでいた私。旅館にいる間のかなりの時間を、お風呂に浸って過ごしてしまいました。半身浴したり、肩までじっくりつかったり。ぼーっと何も考えずに、ただただお湯の温かさだけを感じて…。温泉って本当に気持ちいいですよね〜^^。
川べりの温泉宿だったので、せせらぎがいつも聞こえてきてサワヤカ。

近くに散歩に行ったら、雑草のような花が一面に咲いていました。聞いたところ、藍の花だとか。葉はもちろん藍染に使うそうです。

そういえば、以前一度だけ、同じ伊豆の山奥の染色家さんのところで、染色を習ったことがあります。 そこの藍甕の中では、ブクブクと藍がチカラ強く泡だっていて、すっごく驚いた思い出が…。
なぜ昔の人は、このなんの変哲もない草を、染色に使おうと思ったのでしょうか。この雑草のような藍の葉で染めた布は、殺菌作用があって水を漉すのに使ったり、防虫効果が高く野良着になったり、もちろんキレイな色で人々の目を楽しませ、日々の暮らしの中でいろいろと役立ってきたわけです。考えてみると、ほんとに不思議な話。物事のそもそもって、偶然の発見だったりもするのでしょうが…。そんなこんなを思いつつ、しばし、藍の花にみとれてしまいました。
今回のちょこ温泉。ココロもカラダもリフレッシュしたし、藍の花とも出会ったし。また来ようと思いました!
9月はお祭りの月。 私の住んでいる街も、今週末が秋祭りでした。
お祭りっておもしろいですよね。子供のときはなおさらでしたが、ドンドコ、ピーヒャラ。お囃子が聞こえてくると、こんないい大人になってもソワソワ、ワクワクしちゃう。
特に、今住んでいる街はみんな大のお祭り好きです。神輿を担ぐ威勢のいい男衆(この言葉、こんな時にしかもう使いませんねぇ)。お母さんとおそろいの法被を、いなせに着た女の子。神社の社務所や街の辻々には、おじいさんたちが朝から陣取ってわいわい。ほんと、楽しそう。

氏神さまも覗いてみましたが、おいしそうな屋台や楽しそうな親子連れでぎっしり!


この街に引っ越してきてはや9年。途中、夫の転勤のため数年いない時期はあったものの、覚えている限り、この秋祭りはいつも秋晴れ。この好天も盛り上がりには不可欠!
来年も、どうか秋晴れでありますように。
つい先日。名古屋出張のついでに、京都に駆け足で行ってきました。
目的は、今週末6月3日(日)まで上京区・相国寺の承天閣美術館で開催中の「若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」を見るため!

今年はなんでも、開基足利義満600年忌にあたるそうで。その記念事業として、先月13日から6月3日までの3週間だけ、「奇想の画家」として近年再評価が著しい日本画家・伊藤若沖(じゃくちゅう)の傑作を展示しているのです。
私は単なるミーハー、素人の美術好き。なので、去年夏、東京・国立博物館での「プライスコレクション 若沖と江戸絵画展」を見るまで、伊藤若沖のこともぜんぜん知らず…。でも、その展示で200年も前に生きた若沖の斬新さに、一瞬でトリコ! 今回の開催を聞いたこの春、もうなにがあっても絶対行こう〜!と心に決めていたのでした。
でも、すごかったです!絵が?というのはもちろんなんですが、その人気のほどが!
混んでるとは聞いていたので、平日朝10時の開館と同時に到着。けど、もうすでに40分待ちの札(この札、帰りに見たら80分待ちに。↓写真はその記念にパシャ!)。40分はきついけど、120年ぶりに揃うという33幅の絵を一堂に見たい。その一念で行列にも耐え、結局、ほぼ1時間後に中へ。

中は、この相国寺と若沖の浅からぬ関係の説明からはじまって、彼の水墨画の最高傑作「鹿苑寺」大書院一之間と三之間の床の間を飾っていた絵を原寸大展示。そして、お目当て!着色の最高傑作「釈迦三尊像」(相国寺収蔵)と、120年ぶりに里帰りして一緒に展示された「動植綵絵」(宮内庁収蔵)で、目がくらむほど〜。入場制限をしてても人が多くて、そのせいでも目がくらみましたけど〜。
絵は人それぞれの好き好き。私は彼の、ものすごい描写力と、それを軽々超えてゆくイマジネーションの飛び幅が大好き。奇想、という言葉では薄っぺらく感じるほど、とてつもないスケールとパワーを感じます。そういう彼の個性からいうと大人しい作風の「釈迦三尊像」(仏画ですから仕方ないですけど)。それはそれであまりにありがたく思え、思わず合掌してしまいました…。あと展示終了まで2日ですが、もし、京都近辺にお住まいの方はぜひっ。もう数十年はない、といわれている内容。見逃すのは惜しすぎですよ〜!
絵とは関係ないのですが、一人会場を見てまわっていると、つい周囲の話し声が耳に。「あのお魚はん、猫顔してはるなぁ〜」とか、「あの白菊、てっさ(ふぐの刺身)に似てるんちゃう?」とか。おもしろいですよね!関西の方の素直な言葉に、思わず心の中で「座布団一枚!」。私は根っからの関東人ですが、関西、ほんとに大好きです!
相国寺のあとは、伏見稲荷大社のすぐそばにある石峰寺へ。

ここは黄檗宗のこじんまりとしたお寺ですが、若沖が晩年庵を結び、お墓もある縁の寺。寺の裏山には、彼が下絵を描き、石工に彫らせた「五百羅漢」さんがひっそりといらっしゃいます。


先日、その中の幾体かが壊され、何十体かが倒されたとの報道。心配しながら尋ねましたが、そんな俗世は意に介さず。おどけた顔。笑った顔。何か話し合ってるかのような顔。いろいろな表情の羅漢さんたちは、静かに、竹林の中に佇んでいらっしゃいました。木漏れ日が、ちらちらと羅漢さんを照らして。とてもよいところでした。


若沖のおかげでしばしの京都。またゆっくり行きたいです!
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