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花房美香の「晴れ、ときどきお取り寄せ」。
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シンプル野菜と春宵ワイン

桜の季節が終わり、あっという間に春本番。 今週は、久しぶりにコース料理とワインを楽しむ会に参加してみました!

会は、洗足で週三日間だけ営業していて有名な、手作り天然酵母パン屋さん「ワルン・ロティ」主宰大和田さんが開いているもの。今回のテーマは「おいしいオーガニック野菜とワイン」@ホテルプレジデント青山1Fレストラン「ORTO」。

今回は、オーガニック野菜にこだわっている「ORTO」さんの特別メニュー。なので、メインのお肉や魚のほかに、付け合せやソースに使われている野菜の扱いに興味津々でした。そしたら、前菜からデザートまで!野菜をシンプルに引き立てる工夫があって、イロイロと勉強になりました。やっぱり、シェフってすごいっ。

また、三国ワイン(インポーターさん)ご提供の野菜フレンチにもあうお手ごろワインが4種類。これもどれも料理との軽重バランスがとれていて、シンプルな野菜の滋味のいい引き立て役に。あ〜、すっかりふわふわ気分!

前菜: 「鯛の昆布〆のカルパッチョ 天日干し味噌」 自然乾燥させたお味噌のパウダー(!)が振りかけられた、カルパッチョ。繊細に刻まれた大根、人参、胡瓜が、しみじみ昆布の旨味が移った春鯛にピッタリ! (素人はあそこまで細切りにできないところが悲しいけど、あの繊細な食感のためには私もちょっとがんばろう!と一念発起)

070412-1.JPG 「鴨のポワレ ポルト酒と胡桃オイルのソース」 私の大好きなポルト酒のソースが、胡桃オイルのコクでまろやかさを増してさらに鴨を美味に!(私もポルト酒にピーナッツクリームや練ごまを入れてみよう〜!)下に敷かれた葉玉ねぎのローストは絶妙の火加減で、フレッシュな葉玉ねぎの香りととろりとした旨味が一体に。

070412-2.JPG メイン: 「鱸のセモリナ粉焼き タブナード風味」 茹でただけのアスパラガスと姫人参を一緒に口に運び、ワインと飲み込む。果実味と野趣が広がって、まるでお口の中は春の野原(笑)。

070412-3.JPG 「牛ロースのグリル マデラソース」 滋味のある筍、小蕪、パプリカのシンプルなグリルと、皿の向こうに牛蒡と大根を桜の一枝に見立てた一皿。う〜ん。まず絵が美しくってメロメロ。ロース肉も絶品の焼き加減でパクパク!

070412-4.JPG デザート: 「アボガド入りチョコレートムース」 アボガドムースをチョコレートムースで包み、オレンジソースがけ。刻んだだけのアボガドもオレンジソースでいただいてとってもおいしかった!

ワインリスト: ・04トレッビアーノダブルッツォ ジャシィ (伊アブルッツォ州産・白辛口)、もちろんAOC。ちょっと塩味が効いてて爽やか。

・`03レゾードフルーレンス ドメーヌ ド フロリアン(リコ家 仏ラングドッグ・ミディアム)。パイナップルのような甘さを酸味がきゅきゅっとひきしめ。

・`04ドメーヌ・デ・ベーヌ・カベルネソーヴィニヨン(仏プロヴァンス・ミディアム)。タンニンや果実味のバランスがよくってとても飲みやすい。

・`03レゾードフルーレンス ドメーヌ ド フロリアン(リコ家 仏ラングドッグ・辛口)。ラングドッグのものとしては、長時間かかけて発酵させているそうで、イチジクのような果実味も渋味もたしかに落ち着いた味。

最近のフレンチ、イタリアンは、まさに軽さがトレンド。 まさしく今夜の主役、オーガニックの野菜たちは、塩、胡椒、オイル、お酒、スパイスで調理され、まるで「和食?マクロビ?」と思うくらいです。食材、調味料、調理のシンプルさは、翻ってより高品質な素材を求めます。じゃ、やっぱり、お取り寄せの出番だわ〜♪とほろ酔いで帰途についたその夜の私でした!

2007.4.12
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