タタンおばさんのひっくり返したアップルパイ《タルトタタン》18cm
ビストロみぃーや
今から100年程前フランスの田舎町、タタン姉妹がデザートを作ろうとリンゴを煮ていましたが、うっかりして真っ黒に焦がしてしまいまた。慌てた姉妹は、パイ生地を載せて鍋ごとひっくり返してお客に出したところ、その焦げ具合がとても美味しかったことから今では世界で最も有名なりんごのデザートになったアップルパイです。
リンゴの季節がやってきました。
街中のパティスリーでもなかなかお目にかかれないタルトタタン。
それもそのはず、元々はフレンチレストランの秋から冬のデザートとして提供されてきました。
1日1台、厨房の片隅で朝から夕方までフォンやブイヨン作るようにコトコト,グツグツ。
パイ生地をかぶせて焼き上げ,やっと翌晩にお客様にお出しできる。
もはやスイーツと言うよりは料理に近いそれが本来のタルトタタンです。
タタン姉妹が焦がしてしまったリンゴのデザート、それはギリギリまでのキャラメリゼだったのです。
フルーツ王国、信州からお届け致します。
ひっくり返る美味しさ!
ビストロみぃーや様の「タルトタタン」、早速いただきました!
まず、感動したのは、カラメリゼの美しい照り。この感じ、家庭ではなかなか出せませんよ。
すぐこげちゃいますもの。そこはさすがプロの腕、中のリンゴの瑞々しさ、ホックリ感をしっかり封じ込めて、表面は黒褐色に輝いているではないですか。この茶色の部分、林檎の皮の部分みたいです。大変砂糖と相性が良いです。
カットしてひと切れすくうと、太陽のような輝きが現れました!このコントラストの美しさも特筆です。厚さ2センチ。
この薄さの中に、信州林檎の果実がギュッと濃縮されているわけです。タルト1個につき8つの林檎を8時間かけて煮込むというシェフのこだわりが、いやというほど伝わってきます。
さあ、いよいよ一口。小さく切って口に運ぶと、口の中がえっと驚く。林檎がほろりとほどけて蜜のよう。
それでいて、果肉も果汁もしっかり味わえます。まずは冷たいままいただきましたが、シャーベット状ではなく、できたてタルトそのまんまのフレッシュさ、ジューシーさが再現されてます。うぅーむ、これは珠玉の逸品だ。
次に、もう一切れ、電子レンジで温めてみました。500Wで30分。美味しくいただくには、こんなものでどうでしょうか。うん、温めすぎずいい感じ。ほんのり林檎の香りが漂います。おお、加熱により果肉に果汁がよくなじんで、しっとり感が増したではないですか。甘い!砂糖で煮込んでいるけれど、蔗糖のどぎつい甘さでなく、林檎そのものの甘さを生かしたやさしい味。酸味もしっかり生きてます。林檎って美味しいものですね。この果実の魅力を改めて教えていただきました。
ビストロみぃーや様秘蔵の一品を家庭で味わえるこの幸せ、逃す手はないですぞ。熱い紅茶をひと啜り、しばし信州の風にひたらせていただきました。日々のストレスを離れ、リラックスのお供に是非、いかがでしょうか。
フォークを刺すと、とろっとろの林檎に比べてタルト部分がやや硬い。ハロウィンなど、表面に粉砂糖でお化粧しても良いかも。
更新日:2014年10月20日
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