松阪牛ビーフカレー
松阪まるよし

箱に書かれた「松坂牛ビーフカレー」という文字を見るだけでも、テンションが上がります。
この由緒正しきカレールーには、相応のお米を‥・と思い、宮城県産の特別栽培米ひとめぼれを用意しました。

レンジで指示通り温めると、とてもよい香りが・・
レトルトカレーの匂いではなく、専門店やレストランで供される作りたての香りです。
まず、ルーだけを一口食べてみると、甘さが広がり、その後ピリッとスパイスの辛さ、にんにくと玉ねぎの匂いがかなり強く感じられます。
ビーフカレーには、角切りのお肉が多いですが、やや薄めのものが4枚ほど入っていました。とろけるような食感で、お肉の甘さがたまりません。思わず「美味しすぎる」と言ってしまいました。
ルーの味付けはやや濃い目ですが、お醤油が使われているためか、まろやかで奥行きのあるカレーに仕上がっています。

カレー好きの主人が購入するレトルトカレーは、有名レストランやホテルの監修のものが多いので、値段も高め。今までは、それらをかなり美味しいと思っていましたが、こちらはさらに上をいく美味しさです！
ルーはたっぷり入っているので、女性の私にとっては十分な量でしたが、男性や若い方には、お肉の量がもの足りなく感じられるかもしれません。
　
ふだんはあっさりした食感のつや姫が好みですが、このカレーには、適度な粘りがあって、口当たりの良いひとめぼれを選んで正解でした。
福神漬もらっきょうも欲しいと思わない、食べているときはカレーのことしか考えられなくなるような逸品です。

にんにくの風味が強いようですが、お肉そのものの旨味を堪能するためにも、それほど使わなくても良いのではと感じました。