ただなり 宇治プリンと平飼い卵やどりぎセット
ただなり宇治プリン

卵を割った夫の叫び。台所から「おぉ～い、すごい、すごいよ、これ！」本当に真んまるに膨らんだ豊かな黄味。そして色の濃いことといったら。濃厚絡み王なんて、もう朱です、赤といっていいくらい。

まずは卵かけご飯です。色だけでなく味も濃い。器にネットリ貼りつく強さ。これだけでご馳走。
スープに落として半熟にしてみました。割って溶けだす黄味は朱、ぎょっとするくらい赤いのです。もちろんリッチな味は比類ないもの。
オムレツにも挑戦。カルピスバターとトリュフ塩を使いました。レストラン級の香りと濃厚さ。
脱帽です。我が家に来た卵のうちダントツ一位です。

この卵を使っているのですからプリンも当然美味。味が濃いのです。ただ私は「やわ」の方がプリンらしくて好きかな。「こてりし」は卵の主張がスゴイ、やや硬めで、プリンの範疇を超えて、もう卵の羊羹のよう。

プリンを包んでいる紙の文字が小さすぎて読めません。バックの色が淡いと特に。老眼鏡+ルーペで読みました。年寄りに愛を。プリン容器のくびれが細くて食べにくいです。せっかく掬ったプリンがスプーンから落ちてしまいそう。結構ストレスを感じました。食材もプリンも一流なのですからプラスプーンはちょっと悲しいです。竹製とか京都らしさがあるとなおいいと思います。私は家のスプーンを使って食べました。