特選・冬の京漬物詰め合わせ【竹籠風呂敷包装】4,500円組
京おつけもの処　錦・高倉屋

昼間のお月さまを見ると、千枚漬に見えてしまうくらい千枚漬が大好きです。いろいろなお店の千枚漬、京漬物の食べ比べを楽しんでいますが、錦・高倉屋の千枚漬は、初めていただきました。

箱を開けると、竹籠に入った蕪の柄の風呂敷包み。思わず、ウワ～！ステキ！と歓声をあげてしまいました。写真で見たものよりもずっとずっと高級感のある風呂敷で、これは贈り物にしたら喜ばれますね。竹籠も早速、料理の時に使っています。

そして、もう一つ感動したのが、それぞれの商品説明と食べ方の説明が書かれた小さなカード入っていたこと。パッケージの裏にもおすすめの食べ方のメモがあり、自分だけでは気づかない食べ方も楽しめました。

お味はとってもとっても美味しかったです！
まず感心したのが、甘みと塩味のバランスの良さ。千枚漬けは時に、甘すぎるなあ、と思う物もあるのですが、高倉屋の千枚漬けの甘みと塩味のバランスは、絶妙でした！壬生菜、柚子大根、紅蕪千枚漬など、それぞれの素材の味が最大限に生きた、塩加減、甘みになっていると感じました。

「聖護院かぶら千枚漬け」
なめらかな口あたりだけれど、シャキシャキッとした食感がたまらなく美味しい！
深みのある甘みは決して過度にならず、まろやかで優しい塩味と一体になって、最高に美味しかったです。

「紅蕪千枚漬」
こちらは聖護院かぶらより歯応えと辛みがあります。紅色の愛らしい見た目のイメージを楽しく覆してくれる、パンチのきいた千枚漬けでした。適度な辛みが甘みと絡んで美味しかったです。聖護院かぶらと合わせると、紅白の美しさだけでなく、味の違いを楽しめると思います。

「柚子大根」
とてもやわらかで、やわらかで優しい口当たりのお漬物。柚子の香りが、ほのかに甘い大根の浅漬けと絡んだとても上品なお漬物でした。あと一つと一つ、と思わず箸が止まらなくなってしまいました。

「壬生菜」
壬生菜の味を最大限に生かした浅漬け。壬生菜の香り食感を堪能しました。説明書きに１日、２日目は洗わず軽く絞り３センチほどに切って楽しみ、少し漬かってからは、みじん切りにして、生姜やちりめんじゃこと和えても美味しいと書いてあったで、３日目はみじん切りにして生姜落ちらしてみました。生姜の香りともベストマッチ！

以前、京都で食べた、壬生菜＆ほうじ茶のお茶漬けが美味しかったことをおもいだし、お茶漬けでも食べてみました。口の中でほうじ茶の香りと壬生菜の香り、生姜の香りが、三つ巴で、幸せを運んでくれました。壬生菜のお茶漬け、最高！

最後に、このセット、聖護院かぶら千枚漬けが２セットは言っているところが、すごく嬉しかったです。一袋食べ終わっても、もう一袋あることのうれしさったら！

特別ありません。HPを見たらいろいろな商品があるので、他の種類のお漬けものも食べてみたいと思いました。